出版社内容情報
現代人が気づかない呼吸法の効用と鍛え方。
健康になる、集中力が高まる、アイデアが湧き出るなど、正しい呼吸法を知れば、さまざまな効用がある。そのノウハウをわかりやすく解説。
いま「頭脳知」に代わって「身体知」が注目されている。現代人は頭と体がアンバランスになっている。情報化社会の中で、いわば頭でっかちになっている。そこから、うつ病や自殺など様々な問題も起こっている。そこで、もう一度人間本来の身体能力を見直し、体で感じ、考えようというのである。
▼人間は約60兆個の細胞からできている。その細胞一つ一つを目覚めさせ、活性化させるのが西野流呼吸法である。この呼吸法をマスターすると、細胞が喜ぶのが実感できるようになり、生き生きと楽しい人生を送れるようになるという。
▼本書では、西野流呼吸法を実践することによって骨密度が上昇した例、69歳から身長が伸びた例、視力が改善した例などを挙げ、医学的にも効果があることを実証している。
▼また本書の後半では西野流呼吸法の実践法をイラスト入りで解説し、体験者10人によるその驚くべき効果が語られている。感動と好奇心を取り戻すのに絶好の一書。
内容説明
やる気がどんどん湧いてきて、生きるのが楽しくなる!これからは身体知を拓く時代です。科学データでも実証。
目次
第1章 なぜいま呼吸力なのか(人間をつくっている六〇兆個の細胞;現代人の脳と身体 ほか)
第2章 仕事に活かす呼吸力(ビジネスマンが突き当たる壁;ストレスを乗り越える ほか)
第3章 呼吸は「身体知」を強化する(脳は腸から生まれた;頭脳知よりも身体知で ほか)
第4章 呼吸力を鍛えるメソッド―西野流呼吸法(華輪;天遊 ほか)
第5章 体験者が語る西野流呼吸法(六〇兆の細胞が疲れを知らずに活動;身体が喜ぶのにはわけがある;天才の直覚した呼吸法動作 ほか)
著者等紹介
西野皓三[ニシノコウゾウ]
1926年、大阪生まれ。大阪市立医専(現・大阪市立大学医学部)在学中、宝塚歌劇団に入団。宝塚音楽学校で教師として教えるかたわら、歌劇団の振付を担当。1951年、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ・バレエスクールに留学。54年、西野バレエ団を設立。「白鳥の湖」「ジゼル」「若者と死」等のバレエを全国各地で公演。その後、テレビ界に進出、NHK「歌のグランドショー」、日本テレビ「レ・ガールズ」などの番組の企画・制作・構成者として活躍、金井克子、由美かおる等を育てる。その間、合気道、中国拳法を修め師範となる。西洋の医学・バレエ、東洋の武道、それらに新たな閃きを得て独自の「西野流呼吸法」を創始する。現在、東京渋谷と大阪に西野塾を開き老若男女、各界各層の数多くの塾生達に連日稽古をつける。西野バレエ団代表。西野流呼吸法・西野塾主宰。大阪国際女子大学などの客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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