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聖徳太子虚構説を排す

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  • サイズ B40判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569638270
  • NDC分類 210.33

内容説明

「聖徳太子はあくまで虚構の存在である。法隆寺が670年以降に再建されたのは確実である」こんな議論が大手をふってまかり通っている。しかし、仏像や建築物の様式は、そのような論の誤りを雄弁に語っている。日本が誇るべき歴史の真実に、美術史学の視点を交え、鋭く迫る。

目次

第1章 法隆寺は本当に「再建」なのか?
第2章 天寿国繍帳と法華義疏は本物である
第3章 なぜ聖徳太子か?
第4章 谷沢永一『聖徳太子はいなかった』批判
第5章 大山誠一『“聖徳太子”の誕生』を批判する
第6章 梅原猛・法隆寺怨恨説の終焉

著者紹介

田中英道[タナカヒデミチ]
1942年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、同美術史学科卒業。ストラスブール大学に留学し、ドクトラ(博士号)取得。文学博士。現在、東北大学大学院教授。日本におけるヨーロッパ美術史研究の第一人者として、世界各地の学界で活躍。日本美術史研究においても斬新な論考を発表し、高い評価を得ている。2001年より2004年まで「新しい歴史教科書をつくる会」会長を務める

出版社内容情報

日本の歴史を否定する妄説への決定的反証。

まことしやかに流布される「聖徳太子虚構説」に、美術史の観点から徹底反証。的確な分析から聖徳太子の歴史的意義が浮かびあがる!

「聖徳太子は伝説に過ぎない。あくまで虚構の存在である」という説が、近年まことしやかに流布されている。しかし、それは本当に正しいのだろうか。

▼決定的な物証となる発見が、近年発表された。それは、法隆寺の五重塔の心柱が594年に伐採されたものであるということが、年輪年代測定によって明らかになったことである。これまで、法隆寺は670年に完全に焼失し、それ以降に再建されたという説が定説のようになっていた。この心柱の年代は、その説に重大な疑義を提起するものなのである。

▼さらに著者は、美術史学の立場からも切り込む。仏像や建築物の様式を検討するならば、やはり法隆寺の建築や仏像は、どうしても飛鳥時代のものとして考えざるをえないのである。

▼であるならば、それを作ることを命じたのは誰か……。

▼本書は、文献学的な見地やイデオロギー的意図から貶められている聖徳太子に新たな光を投じ、歴史の真実に迫る必読の一冊である。

●第1章 法隆寺は本当に「再建」なのか? 
●第2章 天寿国?帳と法華義疏は本物である 
●第3章 なぜ聖徳太子か? 
●第4章 谷沢永一「聖徳太子はいなかった」批判 
●第5章 大山誠一「<聖徳太子>の誕生」を批判する 
●第6章 梅原猛・法隆寺怨恨説の終焉