世界の終着駅(テルミニ)へ

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世界の終着駅(テルミニ)へ

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569638072
  • NDC分類 686.53
  • Cコード C0026

出版社内容情報

世界32カ国の終着駅をたどるエッセイ。

喧騒と、時に哀愁も漂う「終着駅(テルミニ)」への旅こそ、鉄道旅行の醍醐味。珠玉の写真とともに巡る、世界32カ国鉄道の旅。

ハリー・ポッターが旅に出たロンドン・キングズ・クロス駅。ディノサウロ(恐竜)と呼ばれる独特の外観を持つローマ・テルミニ駅。超近代都市の中にアジアの香りを色濃く留めるシンガポール・ケッペルロード駅。名探偵の降り立ったイスタンブール・シルケジ駅。英国の香りを色濃く残すメルボルン・フリンダース・ストリート駅。多くの名画の舞台となったニューヨーク・グランド・セントラル駅……。人が集まるからこそ、終着駅には多くのドラマが生まれる。▽故・宮脇俊三先生の思い出が残るイギリスのインバネス駅からスタートし、世界最南端の終着駅、アルゼンチンのエスケル駅まで、三二カ国五〇駅を巡る「終着駅(テルミニ)」の旅。それを時にユーモア、時に郷愁を込めて描く。写真多数。

●第1章 ヨーロッパの終着駅へ 
●第2章 アジアの終着駅へ 
●第3章 アフリカの終着駅へ 
●第4章 オセアニアの終着駅へ 
●第5章 アメリカの終着駅へ

内容説明

鉄路の果てには、様々なドラマが待っている…世界33ヵ国50駅を巡る、追憶と郷愁の旅。

目次

第1章 ヨーロッパの終着駅へ(インバネス駅(イギリス)―荒涼たる北のターミナルに立つ、宮脇俊三先生
リバプール・ライム・ストリート駅(イギリス)―ヴァージン・トレインに乗ってビートルズ発祥の地へ ほか)
第2章 アジアの終着駅へ(釜山駅(韓国)―今も「韓国」を実感させてくれる港町
旅順・水師営駅(中国)―満鉄特急「あじあ号」の残像 ほか)
第3章 アフリカの終着駅へ(カイロ・ラムセス中央駅(エジプト)―右も左も、行き先すら読めない客にも「i」がある
アスワン駅(エジプト)―思わず言葉を失ってしまう、アガサ・クリスティが愛した風景 ほか)
第4章 オセアニアの終着駅へ(メルボルン・フリンダース・ストリート駅(オーストラリア)―オーストラリア鉄道発祥の地に残された英国の香り
キュランダ駅(オーストラリア)―シャベルとツルハシだけで開通した豪州一の渓谷鉄道 ほか)
第5章 アメリカの終着駅へ(NYグランド・セントラル駅(アメリカ)―数多くの名画の舞台、生まれ変わった不倫駅
ボルチモア・ペン駅(アメリカ)―世界最古になり損ねた、アメリカ最古の鉄道駅 ほか)

著者等紹介

桜井寛[サクライカン]
1954年長野県生まれ。幼少のころより旅と鉄道をなによりも好み、鉄道員を目指し昭和鉄道高校に入学したが在学中に鉄道写真の魅力にとりつかれ写真家に転向、日本大学芸術学部写真学科卒。出版社写真部勤務を経て、90年にフォトジャーナリストとして独立。93年、航空機を使わず陸路海路のみで88日間で世界一周を果たす。94年『鉄道世界夢紀行』にて第19回交通図書賞受賞。海外渡航回数は134回、取材した海外の鉄道は60ヵ国、鉄道乗車総距離は15万キロを突破。日本写真家協会、日本旅行作家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆきだるま

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電車のデザイン、駅の建築、そして街の風景とあたかも自分が旅している感覚に陥り、ページをめくるたびにワクワクしてしまう。お気に入りは、エジプトのカイロ・ラムセス中央駅!2012/06/04

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