スリッパの法則―プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569637518
  • NDC分類 335
  • Cコード C0034

出版社内容情報

素人でも失敗を防げる「投資の法則」を伝授!

「伝説のファンドマネジャー」と呼ばれる著者が、投資してもよい会社を選ぶときの「目利き術」を伝授。これ一冊で株のプロになれる!

かつて、2,600億円を運用して「カリスマ・ファンドマネージャー」と呼ばれた著者は、延べ3,000社を超える企業を訪問し、調査をしたうえで投資をしてきた。その過程で、投資して儲かる会社と儲からない会社の「違い」や「兆し」が、一定の法則性を帯びていることに気づく。その法則を集大成したのが本書である。「人の話を聞かない社長には投資しない」「社長室の豪華さとその会社の成長性は反比例する」「スリッパに履きかえる会社に投資しても儲からない」「極端に美人の受付嬢がいる会社には問題がある」「相談役のいる会社は成長性が少ない」など、ユニークな法則は63にのぼる。証券業界で言い伝えられてきた法則もあり、プロの投資家が膝を叩いて納得する法則もある。本書は投資判断に役立つだけでなく、一般のビジネスマンにとっても、会社の成長性を見極めるモノサシとして活用できるはずである。

●序章 ファンドマネージャーだからわかる会社の真の姿 
●第1章 社長の性格や人格で決まる会社の運命 
●第2章 要注意!会社を滅ぼす危ない社長 
●第3章 ダメな会社、こんなところに落とし穴! 
●第4章 よい会社と悪い会社の分かれ道 
●第5章 常識にとらわれると判断を間違える 

内容説明

スリッパに履きかえる会社、極端に美人の受付嬢がいる会社、相談役のいる会社、社員に体操を強制する会社、すべて要注意!「伝説のファンドマネージャー」と呼ばれた著者が株価の上がる会社・上がらない会社の法則を大公開。

目次

序章 ファンドマネージャーだからわかる会社の真の姿
第1章 社長の性格や人格で決まる会社の運命
第2章 要注意!会社を滅ぼす危ない社長
第3章 ダメな会社、こんなところに落とし穴!
第4章 よい会社と悪い会社の分かれ道
第5章 常識にとらわれると判断を間違える

著者等紹介

藤野英人[フジノヒデト]
1966年、富山県生まれ。90年、早稲田大学法学部卒業後、野村投資顧問に入社。96年、ジャーディンフレミング投信・投資顧問に入社。中小型株チームでファンドマネージャーとして活躍、99年12月には2,600億円を運用するなど、驚異的な実績を収める。2000年、ゴールドマン・サックス投信に入社。2003年8月、レオス・キャピタルワークスを設立、代表取締役社長に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

99
まあまあ。サブタイトルのママで、これまで数々の企業、経営者を見てきた著者が、自分の経験から業績が伸びる会社とそうでない会社を見分ける方法を細切れにしてまとめた一冊。タイトルのスリッパは、要するに社内でスリッパに履き替える会社はよくない、、という意味(例外はあるみたいだけど)。個々の内容を鵜呑みにするよりも、投資家がどういう目線で投資先を選ぶものなのかを総論的に学ぶために読んだほうがいいかも。2021/11/05

チャー

15
幾つもの企業に関わった著者が活気のある会社に共通する点を綴った本。多くの経営者たちと関わりながら、著者が感じた成長する企業に共通する一面は大変興味深い。業績不振の原因を他のせいにする社長の会社は景気が良くなっても業績が回復しないという指摘は確かにと思う。良い会社はビジョンや経営理念が社員に浸透しているという点は納得。自社の役割を理解しているかどうかはモチベーションの面でも重要。安定して確実なものは世の中には存在せず足りない部分は想像で補う必要があるという指摘は、不安定な世の中への心構えとして重要と感じた。2022/09/28

手押し戦車

12
投資を見るには、ビジネスを見て、常に学ぶ姿勢が経営陣にあるか自ら失敗や情報を開示し誠実さがあるかを重視して、会社の情報をオープンにしている事を見る。スリッパを履かせ社内を家同然と考えていないか。トイレや机が清掃されているかなどの経営陣の公私混同を見抜く。製品に値引きをさせず猛烈な営業もしなくても製品の独占力が強く自然と売上が上がり社員に休暇が多くとれる企業は強く会社側は経費節減になり社員は給料が変わらなくとも休みが増える分、値上げになる。働かず高収益はビジネスが強い会社の強み。こき使われる会社は弱い2015/01/28

kubottar

7
まあ決めつけは良くないと思う部分もありますが、総務が機能してない会社なんだろうな~という会社はありますね。2011/12/03

hiyu

4
改めて人を見ることの重要性が伝わる内容。もちろん、著者もきちんと指摘しているが本書で示された法則は経験則であり、指針の1つであって絶対的なものではない。ただどのポイントでバックグラウンドをみていくべきか参考になった。2022/01/02

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