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さいとう・たかをのゴルゴ流サバイバル人生論

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569637198
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

五感を磨け! 物事の本質を見抜く眼を養え!

何が起きてもおかしくない時代に、私たちはどのように生きていけばいいのか。『ゴルゴ13』の作者が、不透明な時代を生き抜く哲学を紹介する。

科学技術の進歩によって、私たちの生活はどんどん便利になっている。携帯でいつでも人と話ができ、金さえ出せばコンビニで二十四時間食べ物を調達できる。しかし、便利さと引き換えに、私たちは動物としての生の実感や生きるための知恵を失ってしまった。あなたは、食べられる野草を何種類知っているだろうか。会社から家まで、歩いて何時間かかるか知っているだろうか。

▼現代の便利な社会システムが、未来永劫続くという保障はどこにもない。戦争や自然災害が起これば、たちまち崩壊してしまうだろう。もし、そうなった時、あなたはサバイバルできるか?

▼著者は、サバイバルとは死なないための技術ではなく、「生きるための哲学」であると述べている。本書では、著者の劇画作品である『ゴルゴ13』や『サバイバル』などの根底に流れる、さいとう流「生きるための哲学」を新書としてまとめた。生きる元気が湧いてくる一冊である。

●第1章 人類は、このままで生き残れるのか 
●第2章 生き残るための哲学 
●第3章 私のサバイバル人生 
●第4章 サバイバル幸福論 

内容説明

日本は、ますます便利で豊かになっている。夜中でもコンビニでモノを買うことができ、決して飢えることはない。しかし、便利さや豊かさと引き換えに、われわれは動物としての生の実感や、生き残るための知恵を失ってしまった。天変地異や戦争に見舞われたとき、あなたはサバイバルできるか…?『ゴルゴ13』の生みの親が、強く生きるための「哲学」を語る。

目次

第1章 人類は、このままで生き残れるのか(文明が人間から「知恵」を奪った;本当のコミュニケーションとは ほか)
第2章 生き残るための哲学(「何もない」ことの強み;人間はこんなにも弱い ほか)
第3章 私のサバイバル人生(苦境、逆境だらけの人生だった;食える物は、何でも食った ほか)
第4章 サバイバル幸福論(劇画家としてデビュー;自分だけの価値観を持つ強み ほか)

著者等紹介

さいとうたかを[サイトウタカオ]
1936年生まれ。大阪府出身。55年、「日の丸文庫」(貸し本マンガ)より『空気男爵』で漫画家デビュー。58年に上京、60年、(株)さいとう・プロダクションを設立。『台風五郎』が大ヒット。映画的手法を取り入れた独自の作風によって「劇画」のジャンルを確立する。68年、「ビッグコミック」(小学館)に『ゴルゴ13』の連載を開始。76年『ゴルゴ13』(小学館)で小学館漫画賞受賞。2003年11月、「劇画家」として初の紫綬褒章受章
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