愛と祈りで子どもは育つ

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愛と祈りで子どもは育つ

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569636931
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

やさしさと強さを育む、「神」が教えてくれた子育て法。

本物の人間をつくるには愛をこめて、育てる以外に方法はありません。子ども受難時代だからこそ考える、子どもの愛し方と育て方。

子どもに厳しく当たってしまった後で、「今度こそはもっとよい親になろう」と決心する、そんなことを何度も繰り返してしまうのが人間です。1章の冒頭で紹介する「親の祈り」には全編を通して著者が語り続ける親子の姿が浮かび上がってきます。

▼「アイ・ラブ・ユー」といい続け、心と心を結び合せる――こんな簡単なことがなかなかできないのが、今の親子です。人間としての幸せを考えた時、親は子どもにたった1つのこと、人間として一番大切な思いやりの気持ちを育てることが必要なのです。

▼「親は、自分が持っていないものを子どもに与えることはできません。優しい心を持った子どもに育ってほしいと思えば、親がまず、思いやりのある人となり、他人の痛みをわかろうと努力をすることが必要」と、やさしい言葉で語りかけるシスターの子育てのヒントには現代の教育で忘れられた大切なことが溢れています。

●第一章 親の祈り 
●第二章 やさしさの中に強さを 
●第三章 人を生かすもの 

内容説明

「今度こそよい親になろう…」といつも思っているあなたに。「まず親である自分が変わること」「ありのままの子どもを宝として大切にする」…、シスターが語る、ほんとうの子育てのヒント。

目次

第1章 親の祈り(「親の祈り」;キャンドルサービス;子どもは「宝」 ほか)
第2章 やさしさの中に強さを(思いやりのある子に;甘やかすことと、やさしくすること;子ども自身の力を信じる ほか)
第3章 人を生かすもの(「私が願うのは」;「もうちょっと生きてみよう」;生存本能を超えるもの ほか)

著者等紹介

渡辺和子[ワタナベカズコ]
1927年2月、教育総監・渡辺錠太郎の次女として旭川市に生まれる。1951年、聖心女子大学を経て1954年、上智大学大学院修了。1956年、ノートルダム修道女会に入りアメリカに派遣されて、ボストン・カレッジ大学院に学ぶ。1974年、岡山県文化賞(学術部門)、1979年、山陽新聞賞(教育功労)、岡山県社会福祉協議会より済世賞、1986年、ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞、1989年、三木記念賞受賞。ノートルダム清心女子大学(岡山)教授を経て、1990年3月まで同大学学長。現在、ノートルダム清心学園理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

naoっぴ

69
ときどき無性に読みたくなる本というのが私の中にあるのですが、渡辺和子さんの著書もそのひとつ。この本はこれまでの著作を再編集したものだそうで中には読んだことのあるものもありましたが、何度読んでも新たな発見があります。育児については最初の50頁ほど、あとは"育自"の内容。「リトル・デス」「天との契約」は好きな話。いつもシンプルでわかりやすくて、折に触れて読みたい一冊です。2017/10/06

shizuca

7
子育てについての話は前半部分で、後半は自分自身をどう育てていくかという話になるのかな。たしかに子どもを育てるには、親として一人の人間として成長することが必要なので、結局は自分の欲やわがままや嫌な気持ちをどう昇華していくかが大切になり、一番伝えたいことになっていくんだと思います。いくつか、他の著作で読んだ話があり、またかーとも思いましたが、何度も言いたくなるほどに伝えたいことなんだなと捉え方を改めてみたり。子どもにとってこの世界でたった一人の無条件で頼れる存在である母親がその子を守ってくれますように。2016/01/28

音色

3
自分にないものを子どもに与えられない、に共感と反省。自分を生きることが使命。誰かの評価の為の努力や訓練を重ねることも無駄にはならないけど、もうひとつ、自分から溢れる感情や立ち上がる意志を生きることも忘れてはいけない。自分の為に。子育ては自分育てだとつくづく思う。2014/04/13

ドリさん

0
すごくよかったです。 なにはともあれ、やっぱ愛でしょう。という気持ちになった。 前の日に子供が、テストで30点取ってきたけど、愛があるから平気って感じ。 なんたってその前の日にお父さんにクレープ焼いてくれる子だもん。 あと、お皿並べるときも、相手の事祈りながら並べるとか、気に入った。 いつか、また読みたいです。2012/11/28

ラベンダー

0
育児は育自という部分に納得しました(*^^*)他の本も気になります2012/11/25

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