出版社内容情報
これが、世界をリードする製造業の底力だ!
技術力があるかぎり、日本は世界から取り残されない! 中国脅威論を払拭し、「ものづくり」精神の大切さと繁栄への道を探る。
相次ぐ大手メーカーの中国進出。中国市場の驚異的拡大のなかで躍進する中国メーカー。マスコミも、日本の製造業は空洞化し、貿易赤字に転落するとの危機感を煽っている。はたして、本当に日本の製造業はもうだめなのか。中国が製造大国の名を日本から奪う日は近いのか――。
▼本書は、製造業の現場を熟知した著者が、マスコミ・経済学者の誤謬を正し、日本のものづくりの真の「底力」を、わかりやすい事例とともに明らかにしていく。中国の10年先をいく日本の製造業の実力を紹介しつつ、世界をリードする「ものづくり大国」のこれからを明快に説く一冊である。
▼目次より、◎中国脅威論とその背景 ◎中国脅威論の嘘 ◎私が見た「中国の弱点」 ◎世界における日本の技術力 ◎日本人よ、もっと自信を持て!
▼日本の底力はこんなものではない! 誰にも真似できない世界第一級の技術力、ノウハウがたくさんある日本のこれからを論じる、唐津流「元気が出る」経済論!
●第1章 中国脅威論とその背景
●第2章 中国脅威論の嘘
●第3章 私が見た「中国の弱点」
●第4章 世界における日本の技術力
●第5章 日本人よ、もっと自信を持て!
内容説明
誰にも真似できない世界第一級の技術力、ノウハウがたくさんある日本。世界をリードする「ものづくり大国」のこれからを明快に説く。
目次
第1章 中国脅威論とその背景(携帯電話、自動車と拡大を続ける中国市場;中国は「世界の生産拠点」となるのか? ほか)
第2章 中国脅威論の嘘(日本人にあって中国人にないもの;人件費はコスト要因のごく一部にすぎない ほか)
第3章 私が見た「中国の弱点」(商売は上手でもものづくりには向いていない中国人;「言われたこと」しかやらない労働者たち ほか)
第4章 世界における日本の技術力(これだけある日本の「世界一」;データが示す「日本優位」の姿 ほか)
第5章 日本人よ、もっと自信を持て!(すぐ「日本はだめ」と言いたがる知識人たち;「悲観論」が大好きな日本の人々 ほか)
著者等紹介
唐津一[カラツハジメ]
東海大学名誉教授。1919年、旧満州生まれ。東京大学工学部卒業後、逓信省電気試験所を経て、日本電信電話公社(現NTT)に入社。61年、松下通信工業に移り、78年常務取締役、84年には松下電器産業技術顧問に就任。その間、81年にデミング賞本賞受賞。86年より東海大学開発技術研究所教授。98年より東海大学教授。日本の技術力の強さを信頼し、目先の状況に振り回されるマスコミや識者を、データを駆使して論破する辛口評論には定評がある
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