PHP新書<br> イギリス政治はおもしろい

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イギリス政治はおもしろい

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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569635477
  • NDC分類 312.33
  • Cコード C0231

出版社内容情報

マニフェストの祖国、英国から政治を問い直す。

マニフェストの祖国、英国の政治はなぜ合理的か。ロンドン在住の著者が議会制の歴史からブレア政権までを考察し、日本の政治改革を提言。

マニフェスト政治の本場から日本は何を学ぶべきか。

▼八世紀近くにわたる議会制の伝統を誇るイギリス政治。有権者は妥協を許さず、政党は掲げた公約を実現できないと選挙での惨敗を招く。そこには民主主義を徹底しようとする姿がある。

▼明文化されていない憲法、格安の選挙費用、国民に身近な国会議員たち。そして政治家の不正はもちろん、少しの疑惑すら許さない国民の姿勢…。公正な政治はどうすれば実現できるのか。

▼英国在住の政治研究者が、マニフェスト政治を考察。日本政治の課題を浮き彫りにし、真の改革を提言。


[目次より]いざ、イギリスへ/早わかりイギリス政治/ブレアはイギリスの政治を変えたか/ブレアを凌ぐ有能な妻/ブレアの戦争と外交/保守党は再生できるか/公正な政治を目指した選挙のかたち/イギリス政治と金/これがイギリス流の「公平」な政治/イギリス議会は変われるか/マニフェストは日本の政治を変えるか――日本政治への提言

●序章 いざイギリスへ 
●第1章 早わかりイギリス政治 
●第2章 ブレアはイギリスの政治を変えたか 
●第3章 ブレアを凌ぐ有能な妻 
●第4章 ブレアの戦争と外交 
●第5章 保守党は再生できるか 
●第6章 公正な政治を目指した選挙のかたち 
●第7章 イギリス政治と金 
●第8章 これがイギリス流の「公平」な政治 
●第9章 イギリス議会は変われるか 
●第10章 マニフェストは日本の政治を変えるか―日本政治への提言

内容説明

マニフェスト政治の本場から日本は何を学ぶべきか。八世紀にわたる議会制の伝統を誇るイギリス政治。有権者は妥協を許さず、政党は掲げた公約を実現できないと選挙で惨敗を招く。そこには民主主義を徹底しようとする姿がある。明文化されていない憲法、格安の選挙費用、国民に身近な国会議員。そして政治家の不正はもちろん、疑惑すら許さない国民の姿勢…。公正な政治はどうすれば実現できるのか。英国在住の政治研究者が、マニフェスト政治を考察。日本政治の課題を浮き彫りにし、真の改革を提言。

目次

序章 いざ、イギリスへ
第1章 早わかりイギリス政治
第2章 ブレアはイギリスの政治を変えたか
第3章 ブレアを凌ぐ有能な妻
第4章 ブレアの戦争と外交
第5章 保守党は再生できるか
第6章 公正な政治を目指した選挙のかたち
第7章 イギリス政治と金
第8章 これがイギリス流の「公平」な政治
第9章 イギリス議会は変われるか
第10章 マニフェストは日本の政治を変えるか―日本政治への提言

著者等紹介

菊川智文[キクガワトモフミ]
1956年生まれ。愛媛県今治市出身。京都大学法学部を卒業した後、松下政経塾に2期生として入り、5年間の研修を受ける。その後、愛媛県今治市議会議員、松下政経塾職員、日本新党愛媛第二支部長を経て、英国に渡り、2000年に英国のスターリング大学政治学科から国際関係論とネゴーシエーション論の研究でPh.D.(博士号)を取得した。日本で政治に関係していたことから、渡英以来、英国の政治に関心を持ち、日本人の視点からの研究に取り組んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バジンガ

3
今からすると、ブレアの人物評ばかりで時代を感じますが、英国の選挙制度や政治と国民の距離感かよくわかりました。結論に、監査の重要性があり驚きました。本文の「監査局」はNAOのことだとおもいます。2012/07/08

むとうさん

1
イギリスの政治制度と歴史、現状などについて一通りの知識をまとめた本。著者は松下政経塾出身で専門が今一つ不明なのだが、日本とイギリスの両方の政治を肌で感じたという視点で読むとなかなか面白い。結局民主主義を発展させるのは国民の不断の努力だということ。成文化されていない憲法がその際効果を発揮することもある。やはりイギリスは議会制民主主義のフロンティアを常に走っているのかも。著者がブレアが大好きなようでちょくちょく話題が出てくるのが、良い潤滑油のようでもあり話題のぶつ切り感を助長しているようでもあり。2012/01/08

taki

0
イギリスの政治についてわかりやすく書かれている。 特にブレアについて詳しくなれると思います。 日本の国会議員は「国会議員の仕事は地元に公共工事を持ってくること」なんてはばからずに言えることを恥ずかしいと思っていただきたい。 2009/09/03

eykkoh1

0
イギリスの政治がどのような困難を経て現在のような制度になっていったのかがわかりやすくまとめらていて面白かった。イギリスを引き合いに日本の選挙制度の改革を訴える著者の理想にも共感が持てた。2009/06/03

depo

0
《積読本読破》中身を見ずにずいぶん以前から所有していたのだが、ちょっと古かった。2020/06/08

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