出版社内容情報
「おっさん」であることを淡々と楽しもう!
肩肘張らず、ほっこりと、「おじさん」を楽しむためのヒントが満載。かつて「新人類」と呼ばれた世代に贈る、しぶとく生きるための処世術。
お酒を飲みに行って「とりあえず、ビール」と言っているあなた、すっかり「おじさん」です。でも、いいではないですか。「オヤジ」でも「オジサン」でもなく、肩肘張らず、ほっこりと、「おっさん」を楽しみましょう。
▼かつて「新人類」と命名された世代も、「中年」と呼ばれる年代になってきました。日本全体が高度経済成長の流れに乗って、みんなが横並びで出世して所得が増えるというのは、もはや遠い昔の話。同世代といっても、さまざまな人生を歩んでいる人がいます。しかし、マスコミが騒ぐような「勝ち組」「負け組み」といった対比だけで、人生を評価していいのでしょうか。
▼人生、いいことばかりじゃないけれど、悪いことばかりでもないはず。のらりくらりと、しぶとく生きる人生もありではないでしょうか。何が「勝ち組」で、何が「負け組」かは、「棺を蓋いて事定まる」はず。本書は昭和30年、1960年代生まれを対象に、問題を提起する一冊です。
●第1章 悲観的になっても、一文の得にもならない
●第2章 おっさんはタダでは死なない
●第3章 肩書きなんて「ナンボのもの」
●第4章 エロおやじにならない法
●第5章 自分の居場所を確保する方法
内容説明
お酒を飲みに行って「とりあえず、ビール」と言っているあなた、すっかり「おっさん」です。でも、いいではないですか。「オヤジ」でも「オジサン」でもなく、肩肘張らず、ほっこりと、「おっさん」を楽しみましょう。いいことばかりじゃないけれど、悪いことばかりでもないはず。のらりくらりと、しぶとく生きましょう。
目次
第1章 悲観的になっても、一文の得にもならない(「元新人類」として胡散臭く生きる―「ネオおっさん」になって生きていこう;昔を過度に懐かしがらない―おっさんであることから逃げるのはやめる ほか)
第2章 おっさんはタダでは死なない―厚かましさのススメ(「損して得とれ」で生きる―本当に得したか損したかは、すぐにはわからない;イメージのギャップを利用する―本当の自分の姿を上手に演出しよう ほか)
第3章 肩書きなんて「ナンボのもの」(格好悪く生きる―格好悪いけど、ちょっといいおっさんには、必ずなれる;自分が「ナンボのもの」なのかを意識する―他人の悪口しか言わない飲み方はホドホドに ほか)
第4章 エロおやじにならない法(いくつになってもオスは切ないと割り切る―いくらモテたいと思っても結果はいつも同じようなもの;枯れかけているようで枯れていない―「ギトギト感」がなくなると女性は寄ってくる ほか)
第5章 自分の居場所を確保する方法(何か一つ楽器をマスターする―精神の隠れ家を持つことも大切;さりげなく親孝行をする―長生きをしてくれよ、という気持ちを持つだけでもいい ほか)
著者等紹介
影山貴彦[カゲヤマタカヒコ]
1962年、岡山市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、1986年毎日放送(MBS)入社。「MBSヤングタウン」などをプロデュース。毎日放送在職中の1998年4月、関西学院大学大学院文学研究科博士課程前期課程(修士)入学、2000年3月修了。同大学院博士課程後期課程中退。2002年4月、同志社女子大学学芸学部情報メディア学科助教授に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
かしまさ