出版社内容情報
「神の手」を持つ男が語る命・医療現場・人生。
「すべてを患者さんのために!」。日本を飛び出し世界中でメスをふるう脳外科医の生き方・考え方とは。脳の病気のこともよくわかる。
ここに本物の医者がいる。自分を捨て、患者に尽くすことに一生をかけている医者が。福島孝徳、61歳。脳外科医である。
▼本書は、「ゴッドハンド(神の手)を持つ脳外科医」と呼ばれ、世界で活躍する福島が、命・医療現場・人生についての思いを語ったもの。
▼福島の手術は、1/1000ミリ単位の超精密さ。並外れた集中を要するその手術を、福島は時に14時間立ちづめで行なったりもする。
▼しかし、福島のすごさはそれだけではない。患者へのフォロー。そして、後身を育てることへの情熱。
▼手術前に福島がかける「僕がなおしてあげるからね」のひと言に、どれだけの患者が救われたことか。また、手術後も疲れを見せず患者のもとを訪れ、励ます。福島は、「昔、僕は不良少年でね。その罪滅ぼしですよ」というが、その思いでこれだけのことはできないだろう。患者のための溢れるような思い。本書を読んだ者は心からこう思うだろう。「こんな医者にかかりたい」と。
●第1章 ウルトラC難度の手術に挑む!!
●第2章 医者になった元悪ガキ
●第3章 脳の病気で死なないために
●第4章 日本の医療制度への提言
内容説明
1/1000ミリ単位の超精密手術を行なう元不良少年。日本を飛び出し、世界で活躍するサムライ脳外科医が語る命・医療現場・人生。
目次
第1章 ウルトラC難度の手術に挑む!!(ある日の手術室の光景;血一滴は金一グラム ほか)
第2章 医者になった元悪ガキ(勉強嫌いの悪ガキだった;ぴしっと筋が通って清廉潔白な父親 ほか)
第3章 脳の病気で死なないために(手術を受けるときは医師の手術経験を確かめる;汚い手術をする医師は失格だ ほか)
第4章 日本の医療制度への提言(教授が権力を握る医局は廃止すべき;おかしな教授選考の基準 ほか)
感想・レビュー
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透馬なごみ
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