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涙―誰かに会いたくて

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  • サイズ B6判/ページ数 93p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569634081
  • NDC分類 748
  • Cコード C0095

著者等紹介

長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。同志社大学法学部卒業後、時事通信社写真部を経て、80年よりフリー。アフリカ、中東、中南米、東南アジアなど世界の紛争地を訪れ、そこに生きる人々を見つめつづける。写真集に『サルバドル―救世主の国』(日本ジャーナリスト会議奨励賞、宝島社)、『マスード愛しの大地アフガン』(第十二回土門拳賞、新装版・河出書房新社)、『人間が好き―アマゾン先住民からの伝言』(産経児童出版文化賞、福音館書店)など。著書に『ヘスースとフランシスコ』(さがみはら写真賞、福音館書店)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ann

44
生死の境目に住む子供たちの涙の写真には、後付けの言葉なんて、いらなかったのに。2016/09/08

ヒラP@ehon.gohon

17
いろんな子どもたちの泣いている場面を見て、色々に考えさせられる写真集です。 涙で心が浄化されるなら、いずれ笑顔がやって来るのでしょう。 でも、涙の向こう側に絶望しかないとしたら、こんなに辛いことはありません。2019/02/21

たまきら

16
なんて愛に満ちた写真なんだろう!泣いてる子の横で、そわそわしながら寄り添って撮影している写真家の姿が見えるような気がしました。たくさん泣いて、泣いて、「あたしがおかあさんになったら、ぜったいこんなことしない!」「こんないやな人たちいらない!」って思ってたことが蘇りました。不思議なぐらい裸にされてしまったような気持ちになれる本です。2016/02/03

あこ

11
すごい偶然。聞き覚えがあると思ったら、先日Eテレの特集「アフガニスタン 山の学校の記録 マスードと写真家長倉洋海の夢」で観た写真家の書籍だった。うる覚えだが、番組内で最初は紛争地域の写真を撮っていた。そのうちにそこで生活する人々に感心を寄せる。その中でマスードとの出会いがあり、暗殺されたマスードの意思をつぎ、今も山の学校への支援を続けている著者。どの写真も生命力を強く感じる。子供たちの未来が平和であるよう駆り立てられる感じがする。(図書館)2017/09/16

nutts

4
子どもが泣いている姿を、それも悲嘆にくれてむせび泣く姿を、僕は撮ることができない。1枚1枚の写真に力強さというか、エネルギーが発散されるような圧力を感じるのは、泣く姿が緊張を強いるからなのか。全編にある物語がつづられ、写真は添えモノのようにも見て取れるのだが、文章が圧倒的に写真の迫力に負けてしまっているのが残念。2011/05/07

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