PHPエル新書
大切な人が、心の病気にかかったら―みんなが笑顔を取り戻すための対処法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569633510
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0247

出版社内容情報

身近な人が心の病になった時のアドバイス集。

家族や友人が心の病にかかってしまった時、私たちはどのように対応したらよいのか? 病気を正しく理解し受け入れるための入門書。

「心の病気」は、いつ自分自身や家族、友人などがかかってもおかしくないものです。しかし、病気の正しい情報や対処法については、十分には知られていないのが現状です。

▼本書は、アメリカで好評を得た、親しい人が精神病を患ったときのためのハンドブックの日本語版です。各章では、病気やその治療法について現在分かっていること、病人とコミュニケーションをとるために知っておきたいことを紹介しています。さらに、あまり語られることのない深刻な問題――暴力、薬物濫用、自殺など――への対処法についても触れています。また、日常生活やいざという時のための具体的なアドバイスが、「一言メモ」と題したコラムにまとめられています。

▼病気がなぜ起こるのか、病人はどんな世界を見ているのかなど、病気を正しく知ることで、偏見を無くし、病人を心から受け入れられるようになるのではないでしょうか。

●第1章 精神病の世界 
●第2章 治療と精神病の経過 
●第3章 精神病を持つ人々との上手なつき合い方 
●第4章 基本的な症状への対処 
●第5章 重度の症状や問題に対処する 
●第6章 あなた自身の気持ちの整理 
●第7章 家族のニーズと患者のニーズのバランスを取る 
●第8章 現実的な問題―住宅、仕事、お金そして汚名

内容説明

家族や友人が、心の病にかかった時、あなたはどうすればいいのか?病人との適切なつきあい方、病気のケア、社会の偏見への対処法など、知っておきたいことはたくさんある。これらの疑問に答えるとともに、具体的なアドバイスを「一言メモ」に集約したハンドブック。

目次

第1章 精神病の世界
第2章 治療と精神病の経過
第3章 精神病を持つ人々との上手なつき合い方
第4章 基本的な症状への対処―幻覚、妄想、思考の混乱
第5章 重度の症状や問題に対処する―奇妙な振舞い、暴力、薬物濫用、そして自殺
第6章 あなた自身の気持ちの整理
第7章 家族のニーズと患者のニーズのバランスを取る
第8章 現実的な問題―住宅、仕事、お金そして汚名

著者等紹介

ウーリス,レベッカ[ウーリス,レベッカ][Woolis,Rebecca]
ほぼ20年にわたって、もっぱら精神病を持つ人々の治療に取り組んできたカウンセラー(ライセンス保有)。5年間にわたって入院式とデイケアの両プログラムのディレクターを務め、その後、精神病患者の家族のサポート・プログラムを開発した。また、このプログラムの開発によって、ジ・アライアンス・フォー・ザ・メンタリー・イルのカリフォルニア州マリン郡支部から、優秀サービス賞を受けている。現在、カリフォルニア州アルバニーにて自らカウンセラー・サービスを開業中。カリフォルニア州より結婚・家族・小児カウンセラーの認証を受けている

酒井泰介[サカイタイスケ]
翻訳者。ミズーリ州立大学ジャーナリズム修士課程修了

中川晶[ナカガワアキラ]
1952年、京都府生まれ。大阪産業大学人間環境学部助教授(心身環境学)、なかがわ中之島クリニック院長(心療内科)。また非常勤で、大阪大学医学部講師(環境医学)、関西医科大学講師(医療行動科学)、仏教大学講師(医療心理学)なども務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。