出版社内容情報
新選組の真の姿を史料から限りなく迫る。
幕末動乱期、崩れゆく幕府を身を挺して支え、「信義」を貫き通した新選組。その誕生から終焉までの闘いと葛藤の軌跡を史料から探る。
幕末動乱期、京都に誕生した新選組。「誠」の志を抱き、薩長を主とする討幕運動で崩れ行く幕府を、最後まで身を挺して闘い抜いた幕末の最強集団である。
▼文久3(1863)年から明治2(1869)年まで、新選組には延べ400人を超える隊士が在籍していた。彼らの濃密な人生そのものが新選組の魅力を醸し出している。
▼その新選組はどのようにして生まれ、そして散っていったのか。
▼本書では、近藤勇、土方歳三の生い立ち、新選組の結成から終焉までの歴史や隊士たちの日常生活などを歴史的資料をもとに、その真実の姿を克明に描いている。
▼本書の著者・菊地明氏は、通説を疑うをモットーに、実証的に幕末維新の研究に取り組んでいる。また新選組をテーマとした本を数多く執筆しているが、本書はその中でも決定版となるものである。
●第一章 真説!池田屋事件
●第二章 源流!近藤・土方と試衛館
●第三章 動乱!新選組への道
●第四章 最強!京都の新選組
●第五章 血闘!消えゆく剣客集団
●第六章 北へ!土方歳三の徹底抗戦
内容説明
「誠」の志、決闘、暗殺、裏切り、別れ…。史料に基づき、その真の姿に迫る。今ここに、新選組のすべてが明かされる。
目次
第1章 真説!池田屋事件―新選組の出動・決闘から事件後までを徹底検証する
第2章 源流!近藤・土方と試衛館―幼年から青年期までの真の姿に限りなく迫る
第3章 動乱!新選組への道―黒船来航の衝撃から新選組結成までの激動の日々を探る
第4章 最強!京都の新選組―最盛期から分裂までの新選組の本質を読み解く
第5章 血闘!消えゆく剣客集団―鳥羽・伏見戦から近藤の死までの崩れゆく新選組を描写する
第6章 北へ!土方歳三の徹底抗戦―会津から箱館・五稜郭までの土方転戦を追う
著者等紹介
菊地明[キクチアキラ]
1951年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。新選組同人誌「碧血碑」を主宰する。史料を深く読み込み、通説を疑うをモットーとし、実証的に幕末維新の研究に取り組んでいる
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