内容説明
堂谷の全身が震え上がった……「ロボット三原則」が破られている! バイオチップがネットワークをつくり、脳細胞を侵食していく……遺伝子合成クローンの赤ん坊に増設された生体ボードが熱暴走を始める……人工知能アンドロイドから、患者の残留意識パターンが消去できない……デジタル・コミュニケーションの方法は、マニュアルには書かれていないものだ。だから、ニューヴァージョンのOSとソフトウェアが必要になる。 ニューロテクノロジイとハイパーメディアがあふれる未来社会を背景に、宇宙船から猫まで、あらゆるものをデジタライズし、コンピュータのテクニカルタームを駆使して描いた電脳SF短篇集。「電子版あとがき」を追加収録。*バッドチューニング*任務(ベスト・ミッション)*キャットファイト*こんにちは赤ちゃん*門(ゲート)ひらくときに*赤い涙●東野 司(とうの・つかさ)1957年、愛媛県生まれ。横浜国立大学大学院中退。テクニカルライターを経て、1986年『赤い涙』(「SFマガジン」早川書房)でデビュー。主な著書に『ミルキーピア物語』シリーズ、『地球SOS』(早川書房)、『よろず電脳調査局ページ11』(徳間書店)、『電脳祈祷師』(学習研究社)、『展翅蝶』(エニックス)など。また、2013年子ども向け書き下ろしSFシリーズ「21世紀空想科学小説」企画立案。同シリーズ『何かが来た』(岩崎書店)。日本SF作家クラブ会員、日本児童文学者協会会員、日本文藝家協会会員。日本SF作家クラブ第17代会長。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タケミチ
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「電脳SF」って言葉からイメージしていたものとは違って、バラエティに富んでいて、かつずっと面白かった。表題作、「任務(ベスト・ミッション)」が好み。2013/12/30
埋草甚一(U.J.)
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四半世紀前の作品だけど、いまでも古びてないね。2013/08/03
丰
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Y-202008/09/18
oko1977
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未来を舞台にしたSF作品。命令どおりに人を助ける人格ソフトに感じる哀愁、悲しさを表現しない赤ちゃんアンドロイドに感じる人間の欲求の際限なさ、現実世界にあいそをつかしネットの世界に人格を転送し、幸せを求める恋人たちに感じる悲しみ。筆者の想像力のすごさを感じた。2009/05/21
権三郎
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本棚から発掘。マルチタスクVOL.1。1986年~1988年の作品ですが、そのイメージはなかなかのもの。調べてみたら第一号のノートパソコンは1989年、この短編集が出版された翌年のようです。当時はMS-DOS3.1や3.3C上で電話回線を使ってテキスト主体のパソコン通信をしていたような気がします。サイバーパンクと言う言葉が浸透した頃でしょうか。 作品はシリアスからコメディまでバラエティーがありますが、「キャットファイト」が好みです。今でも面白く読めると思います。ちなみにVol.2は書かれたのでしょうか。2024/04/10
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