「技術者力」の高め方―戦略思考で研究開発・製品開発が変わる!

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「技術者力」の高め方―戦略思考で研究開発・製品開発が変わる!

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569632384
  • NDC分類 507.6
  • Cコード C0034

内容説明

日本の製造業は大きな転換期を迎え、今まさに新しい経営システムを模索している最中である。本書では欧米型経営システムが世界的に広がりつつある中で、日本企業として決して失ってはならない部分を明確に提示している。

目次

第1章 戦略構築力―第一のフォース(技術者たちがぶつかっている壁は何か;「顧客価値」が勝ち残りの原点 ほか)
第2章 反射行動力―第二のフォース(キーハード、ソフトを持った日本型ソリューション・ビジネス(モデル1)
顧客を顧客以上に熟知してイージーオーダー ほか)
第3章 擦り合わせ力、組み合わせ力―第三のフォース(IBMと日本企業とはどこが違うのか;なぜ富士通はデルになれないのか ほか)
第4章 「場」力―第四のフォース(外国人経営者が得意な変革パターン;日本企業が得意とする変革パターン ほか)
第5章 「塊」(かたまり)力―第五のフォース(価値モジュールという技術の「塊」;事業の勝ちパターンとR&Dパターンを連動させる ほか)

著者等紹介

水島温夫[ミズシマアツオ]
1947年、東京都生まれ。1970年、慶応義塾大学工学部機械工学科卒業。1972年、慶応義塾大学機械工学修士。1976年、スタンフォード大学化学工学および土木工学修士。石川島播磨重工業株式会社を経て、1981年、株式会社三菱総合研究所へ入社。三菱総合研究所経営コンサルティング部長、経営コンサルティング事業センター長、ビジネスソリューション事業本部副本部長を経て、2001年10月より、有限会社フィフティ・アワーズ代表取締役主席研究員。株式会社三菱総合研究所客員研究員。過去20年以上にわたり、製造業からサービス業、金融業に至る幅広い業界において、コンサルティング活動を展開。経営戦略、組織戦略策定のプロジェクトを数多く手がける。経営革新や新事業開発、組織活性化のための手法や、人材育成の方法論を提唱
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syun

1
戦略思考を持った技術者のすすめ。ためになる内容でした。2014/03/09

Kosmos

0
定年退職なされた方から譲り受けた本。速度と精度の関係と同様に、「技術の見える化」と「技術のブラックボックス化」の関係も難しい問題であると感じた。口は災いの元という言葉の通り、出版物に書かれている内容以外は、リスクを含むため気を付けたい。「サッカーの世界ではレベルの高い基本プレーの上に、個人技を上乗せしないと勝てないように、ビジネスではレベルの高い定石を共有し意識することで、感受性鋭く、反射的に動くことが可能になる」とのことのなので、定石が何であるかを確認しておく。2016/04/16

hideoku

0
技術者なら読んでおくべき本。仕事のやり方を考える上でとても勉強になった。2010/03/14

UFO_TypeR

0
日本企業の研究開発戦略についてよくまとまっている。欧米系がレゴのように組み合わせるのが得意なのに対して、日系は粘土のように擦り合わせることが得意であり、そこを意識しないとうまくいかない。また、個人単位ではなく、ある程度の塊を利用した組織運営が必要だ。外資系企業の日本法人はどうしたらうまくいくのだろうか。。2018/12/04

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