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感動創造―技術者として、経営者として

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569631400
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ヤマハ発動機のDNAを余すところ無く描く。

常に斬新でユニークな商品を開発してきたヤマハ発動機。その立役者であった著者が、技術者としての姿勢と経営理念を描く自伝的経営論。

著者の長谷川武彦氏は大学卒業後、エンジニアとしてエンジンメーカーで働いていたが、創業者である故・川上源一に誘われ草創期のヤマハ発動機に入社する。そして、世界グランプリをはじめとする各国のレースにエンジニアとして参加し、レースの虜となる。また「名車」と謳われた「トヨタ2000GT」の共同開発、一世を風靡したソフトバイク「パッソル」の開発など、革新的な商品の開発を手がけてきた。その後、紆余曲折を経てヤマハ発動機の社長、会長を歴任してきた人物である。70歳を超えたいまでも、新しいことに挑戦する意欲は、少しも薄れていない。その活力の源泉は「人に感動を与えたい」という強い思いだ。本書では、エンジニアとして、また経営者としていかに感動を与えるかを考え続けてきた軌跡が豊富なエピソードとともに著されている。陰りが見えてきたと言われる日本の製造業、特に若いエンジニアや経営者に勇気を与える自伝的経営論である。

●第1章 あくなき挑戦 
●第2章 変化こそチャンスだ! 
●第3章 感動を創造しよう! 
●第4章 志を高く持とう! 
●第5章 モノづくりは感動を創造する

内容説明

世界GP優勝、トヨタ2000GT製造、ソフトバイク「パッソル」の開発…草創期から常にヤマハ発動機を牽引してきた著者の自伝的経営論。

目次

第1章 あくなき挑戦(川上源一との出会い―レースが仕事の原点;ヤマハ発動機のDNA―横並びの発想からは何も生まれない ほか)
第2章 変化こそチャンスだ!(変化を恐れない―変化をチャンスと捉え、スピーディーに対応する;失敗を恐れない―トライアル・アンド・エラーで、失敗を活かす知恵を ほか)
第3章 感動を創造しよう!(企業の存在意義―なくなっては困ると思われる企業であり続ける;技術を社会のために活かす―技術者の本当の喜びとは何か ほか)
第4章 志を高く持とう!(一歩後退・二歩前進―高い志をもち、恥を恐れない;則天去私―悩み抜いて辿り着いた境地 ほか)
第5章 モノづくりは感動を創造する(五十代の転機から生まれた経営理念;ヤマハ発動機のチャレンジ精神 ほか)

著者等紹介

長谷川武彦[ハセガワタケヒコ]
1931年名古屋生まれ。54年、名古屋大学工学部卒業。58年、ヤマハ技術研究所を経てヤマハ発動機株式会社に入社。オートバイのエンジン開発を担当、世界GPレースの監督や、「トヨタ2000GT」の製造責任者などを務める。その後ヤマハ発動機のほとんどの製品開発にたずさわる。1979年、常務取締役。83年、子会社である三信工業株式会社(現・ヤマハマリン株式会社)に社長として転籍。87年、ヤマハ発動機株式会社に代表取締役専務として復帰。94年、代表取締役社長、01年取締役会長を経て03年顧問就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ウィズ

5
オートバイ、マリン事業、電動自転車、電動車いすなど消費者のニーズをつかむだけではなく、需要創造によって事業を拡げてきたヤマハ発動機。「感動創造企業」という企業目的を果たすべく、社員一人ひとりがチャレンジ精神をもって仕事にとりくんでいるのだと感じた。失敗するのが恥ずかしいのではなく、失敗を恐れて挑戦しないことが真に恥ずかしいことだということが強調されていた。また、事業を拡大する際にも「多角化」ではなく「多軸化」にすることで、その事業が失敗してもノウハウがその後に活きる、というところはなるほどと思った。2019/05/06

0
(2003,537.98)世界GP優勝、トヨタ2000GT製造、ソフトバイク「パッソル」の開発…。草創期から常にヤマハ発動機を牽引してきた著者の自伝的経営論。2021/03/27

tetsv8

0
ロバート・アイガーの本読んで、 元エンジニアの端くれとして、エンジニアが書いたものがないか、探したら、あった本。 志、拘り、エンジニアとしてのプライド、技術への謙虚さ、またものづくりがしたくなった。 こう言う気持ちを忘れずに頑張れば、 道は拓けるのだろうか? 飽き性も使い方次第で武器にできないか考えてみたい。2020/10/05

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