鞄図書館 〈volume 3〉

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鞄図書館 〈volume 3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 1冊(ペ/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488027698
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

無限の世界を秘めた喋る鞄と、トレンチコートに身を包み、寡黙に仕事に打ち込む司書、そんな二人でつくる〈鞄図書館〉。貸出期間は一年間だ。今回旅するのは、海に建つ村に髑髏島……?! 二人が世界を巡り、出会った人たちと繰り広げる温かな交流を描く、大好評シリーズ第3巻。

芳崎せいむ[ヨシザキセイム]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

117
芳崎せいむさんの「鞄図書館」の第3冊目が出ました。久しぶりです。二十四冊目から三十冊目までが収められています。本当に本の好きな人がたくさん出てきます。かたい本ばかりではなく時たまこのような本も読まないとストレスが溜まってしまいます。芳崎さんの金魚屋古書店もいいと思います。2016/12/31

れみ

103
幻の図書館(とその司書)のお話③二十六冊目のキング・コングのお話とその次の本の又貸しがきっかけの本を追いかける旅のお話、ドキドキしたなあ。キング・コング…そういえば私もよく知らないな。小さな村の図書館の館長さんのお話も良かった。日々本に触れ合う場所がどういうところかって大事だと思う。そして、箱図書館!鞄図書館とはまた違った良いキャラしてる。「本読みから本をうばうのは死ねということといっしょだ」ズシンとくる。本当その通り。かっこいい。2017/02/10

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

54
第27話が印象に残りました。私の大好きな本を「世紀の大傑作」「人生観が変わる本」「あの世界観に触れた者は誰かとそれを共有したくなる」「物語は流転し人の心を掴みこの世界を内側から変えていく」とまで賞賛されると何だか私までも照れくさい。かの本を読み、読み友さんから読み友さんへと「星」ではなく「本」が継がれていきました。2018/01/18

瀧ながれ

38
今回も、本との関わりかたで印象的な場面がいくつもあったけれど、いちばん心が震えたのは、「本」を見たことがなく、興味もない子どもたちが、鞄図書館が差し出す一冊を開いた瞬間の驚きでした。感情が激しく動くときを、感動というのだと、いまさら思います。さまよってゆく一冊を追う物語もよかった。又貸しはダメだけど、人に読ませたくなる本てのはあるんですよね。買おう、そゆときは、そんで貸そう(笑)。鞄図書館はあまり登場しないけど、前後編も、しみじみと幸せな作品でした。ああいう「図書館」にも憧れます。2016/12/22

exsoy

33
給仕ロボット・ヘンリーの話が好き。一体欲しい。2017/01/23

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