PHP新書<br> なぜ私はここに「いる」のか―結婚・家族・国家の意味

電子版価格 ¥650
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

PHP新書
なぜ私はここに「いる」のか―結婚・家族・国家の意味

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569631370
  • NDC分類 104

内容説明

「個の自由」が大手を振るう現代社会。愛のかたちは多様化し、家族のしがらみは否定される。それでも私たちはつながりを求める。たとえ嫉妬や憎悪が渦巻こうとも、この不安な「私」は他者との身体的・情緒的な関係なくしては保てない。だからこそ人は言葉を交わし、心を通わせることで、世界と深くかかわっていこうとするのだ。事実婚、夫婦別姓などの動きを視野に入れながら、個人および社会にとっての結婚・家族、その延長にある国家というまとまりの意義を問い直す。存在論、言語論の可能性を探る哲学的挑戦。

目次

第1章 「情緒と身体」、この複雑なる関係
第2章 「ここにいる私」による言語論へ
第3章 情緒的なつながりの可能性と限界
第4章 なぜ私たちは結婚するのか
第5章 家族は解体しようとしているのか
第6章 国家というまとまりをどう考えるか

著者紹介

小浜逸郎[コハマイツオ]
1947年横浜市生まれ。横浜国立大学工学部卒業。批評家。家族論、教育論、思想、哲学など幅広く批評活動を展開。現在、国士舘大学客員教授

出版社内容情報

結婚、家族、国家…心が求める絆の意味と限界。

結婚、家族、国家……人間の開かれた身体・情緒は他者との絆を求めていく。そのとき「個の自由」は? 社会における「私」の存在の意味。

「個の自由」が大手を振るう現代社会。愛のかたちは多様化し、家族のしがらみは否定される。

▼それでも私たちはつながりを求める。たとえ嫉妬や憎悪が渦巻こうとも、この不安な「私」は他者との身体的・情緒的な関係なくしては保てない。だからこそ人は言葉を交わし、心を通わせることで、世界と深くかかわっていこうとするのだ。

▼事実婚、夫婦別姓などの動きを視野に入れながら、個人および社会にとっての結婚・家族、その延長にある国家というまとまりの意義を問い直す。存在論、言語論の可能性を探る哲学的挑戦。


[内容例]「心」とはそもそも何か/「私」意識を支えるのは他者との情緒的なつながり/隠してもつい出てしまう情緒/嫌悪と憎悪と嫉妬はなぜ生まれるのか/性愛感情とはそもそも不安である/「入籍」のもつ意義/なぜ近親相姦はタブーなのか/「個と共同」「私と公」という対立構図の甘さ/家族解体の先に待つもの/希薄になった国家意識の功罪

●第1章 「情緒と身体」、この複雑なる関係 
●第2章 「ここにいる私」による言語論へ 
●第3章 情緒的なつながりの可能性と限界 
●第4章 なぜ私たちは結婚するのか 
●第5章 家族は解体しようとしているのか 
●第6章 国家というまとまりをどう考えるか