人口減少 日本はこう変わる

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569631349
  • NDC分類 334.31
  • Cコード C0030

出版社内容情報

人口減少時代に起こる新しい現象を大予測!

ついに2005年から人口減少時代が始まる。ライフスタイル、社会構造はどう変わるのか。日本経済に起こる新しい現象を大予測!

日本に「人口減少社会」が到来しつつある。その変化が日本社会に大きな変化をもたらすことは間違いない。人口が減れば、衣食住などの需要が減り、労働力も減るから、GDP(国内総生産)も当然落ちていく。その結果、21世紀の日本は、19~20世紀のような成長・拡大型の社会から、次第に飽和・濃縮型の社会へ移行していくことになる。これまで200年間続いてきた右肩あがりの常識は、もはや通用しなくなる。

▼しかし、減少イコール衰退というわけではない。たとえば江戸時代は人口減少社会だったが、一方で文化の深化と爛熟の時代でもあった。ゼロ成長を維持できさえすれば、一人当たりのGDPはむしろ増えていくのであり、ゆとりと成熟した生活が期待できるという面もある。

▼本書では、人口減少社会・日本の未来を、科学的データを背景にしながら、歴史的、文化的側面からも多面的に洞察し、新しい幸福観、新しい常識を提唱する未来学の一冊である。

●プロローグ 21世紀とはどんな時代か 
●第1章 人口波動とは何か 
●第2章 人口波動法で未来を読む 
●第3章 世界波動は80億の壁へ 
●第4章 日本波動は5回めの下降期 
●第5章 人口減少社会のモデルを求めて 
●第6章 満員エレベーター化する社会 
●第7章 ゼロ成長でも個人は豊かな経済へ 
●第8章 爛熱・濃縮・深層化する現代文化 
●第9章 “増子・中年化”時代を生きる 
●第10章 生き方・働き方を変えよう! 
●エピローグ 次の波動へ向かって

内容説明

2005年から人口減少社会が始まり、ゼロ成長でも個人は豊かな経済へ。生き方・働き方の常識が、すべて逆転していく。

目次

プロローグ 二一世紀とはどんな時代か
第1章 人口波動とは何か
第2章 人口波動法で未来を読む
第3章 世界波動は八〇億の壁へ
第4章 日本波動は五回めの下降期
第5章 人口減少社会のモデルを求めて
第6章 満員エレベーター化する社会
第7章 ゼロ成長でも個人は豊かな経済へ
第8章 爛熟・濃縮・深層化する現代文化
第9章 “増子・中年化”時代を生きる
第10章 生き方・働き方を変えよう!
エピローグ 次の波動へ向かって

著者等紹介

古田隆彦[フルタタカヒコ]
現職、現代社会研究所所長・青森大学社会学部教授。岐阜県生まれ。名古屋大学法学部卒業。八幡製鉄(株)(現・新日本製鉄)、(株)社会工学研究所・取締役研究部長を経て、1984年より現職。運輸省・運輸政策審議会専門委員、文部省・長期教育計画研究者協力会議委員、郵政省・文字画像情報電子流通研究会委員、建設省「新東北紀」懇談会委員、北海道開発庁・生活・社会研究会委員、東京都「東京ブランド」検討委員会委員長、青森県政策マーケティング委員会委員長、日本生活学会常任理事事務局長などを歴任。日本社会学会、日本未来学会、日本消費者行動研究学会、消費者金融サービス研究学会(理事)。専門、応用社会学、消費社会学、人口社会学、未来社会学
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感想・レビュー

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てるくんさん

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本書では、経済を人口の切り口から分析し、人口減少を肯定的に捉えた上で、人口減少社会とどう付き合っていくかという事を述べています。考え方そのものはなるほどと思わせられる所が多々あり、説得力のある内容だと思いましたが、その考え方の根拠付けが強引だったと思います。(SARSに関する見解や、「縮みの志向」の説明で携帯電話を印籠と同格視している所など)2011/09/19

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