出版社内容情報
拠り所を失った日本人に贈る『武士道』の新訳。
何もかもうまくいかず、将来への不安と閉塞感が広がる日本。生きる指針と誇りを失った日本人に贈る、世界的名著『武士道』の現代語新訳。
武士道は、日本の象徴である桜花とおなじように、日本の国土に咲く固有の華である。それはわが国の歴史の標本室に保存されているような古めかしい道徳ではない。いまなお力と美の対象として、私たちの心の中に生きている――。新渡戸稲造がこう書いてから、百年以上が経った。しかし、今こそ私たちは、この言葉をかみしめるべきではないか。
▼国家枢要の立場にある政治家や官僚、大企業の経営者、医者、警察官、そして私たち庶民まで、精神的支柱を見失ったがための、倫理的荒廃は覆うべくもない。しかし日本人の表皮を剥げば、そこにはサムライが現れるはずである。もし本書を読んで心動かされるところがあるなら、それは新渡戸稲造が書いたように、武士道がいまなお私たちの心の中に生きている証拠ではないだろうか。
▼本書はルーズヴェルト大統領をはじめ、世界中で読み継がれてきた名著中の名著の新訳。格別わかりやすく、かつ読みやすい現代語に訳した。
●第1章 武士道とはなにか
●第2章 武士道の源はどこにあるか
●第3章 義―武士道の礎石
●第4章 勇―勇気と忍耐
●第5章 仁―慈悲の心
●第6章 礼―仁・義を型として表わす
●第7章 誠―武士道に二言がない理由
●第8章 名誉―命以上に大切な価値
●第9章 忠義―武士は何のために生きるか
●第10章 武士はどのように教育されたのか
●第11章 克己―自分に克つ
●第12章 切腹と敵討ち―命をかけた義の実践
●第13章 刀―武士の魂
●第14章 武家の女性に求められた理想
●第15章 武士道はいかにして「大和魂」となったか
●第16章 武士道はなお生き続けるか
●第17章 武士道が日本人に遺したもの
内容説明
サムライのごとく気高く生きよ。日本人の精神的支柱がここにある。読みやすい現代語新訳。
目次
武士道とはなにか
武士道の源はどこにあるか
義―武士道の礎石
勇―勇気と忍耐
仁―慈悲の心
礼―仁・義を型として表わす
誠―武士道に二言がない理由
名誉―命以上に大切な価値
忠義―武士は何のために生きるか
武士はどのように教育されたのか
克己―自分に克つ
切腹と敵討ち―命をかけた義の実践
刀―武士の魂
武家の女性に求められた理想
武士道はいかにして「大和魂」となったか
武士道はなお生き続けるか
武士道が日本人に遺したもの
著者等紹介
岬龍一郎[ミサキリュウイチロウ]
1946年生まれ。作家・評論家。早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任。退職後、著述業のかたわら、人材育成のために「人間経営塾」を主宰。国家公務員・地方公務員幹部研修、大手企業研修などの講師を務め、「人の上に立つ者の人間学」を説いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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