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ヒミコの夏

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569629902
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

日本人に欠かせないコメを題材にしたミステリー。

「日本が滅びる――」植物と意思疎通する少女が発した謎の言葉。少女の両親を殺害したのは誰か? 闇に蠢く陰謀とは? 長編推理小説。

スクープを狙っていた雑誌記者・永田祐介は、ある取材先で水田の中に一人佇む少女と偶然出会う。少女は一切の記憶を失っていた。少女の両親を捜すうちに、祐介は少女に、植物の意思を読み取る特異な能力があることに気づく。一方、「ヒミコ」という遺伝子操作によって生み出された新種の米が日本の食卓を席巻しつつあった。少女が発した「ヒミコが日本を滅ぼす」という謎の言葉。少女とヒミコの二つの点を結ぶ線が明らかになった時、祐介の眼前に、巨悪の企みが浮かび上がってきた。やがて忍び寄る殺人者の手……。ヒミコに隠された謎とは? 殺人者の正体は? 祐介は少女を、そして日本を守りきることができるのか――?

▼1998年、デビュー作『邪馬台国はどこですか?』で注目され、現在最も活躍が期待される新進作家・鯨統一郎が満を持して放つ傑作長編ミステリー。

▼「日本農業新聞」にて好評のうちに連載を終えた作品に、大幅な加筆・訂正を加えた一冊。

●イネの中の少女 
●コメ戦争 
●みどりへの想い 
●視えない敵 
●忍びよる魔の手 
●ヒミコの秘密

内容説明

少女は一切の記憶を失っていた。少女の両親を捜すうちに、祐介は少女に、植物の意思を読み取る特異な能力があることに気づく。一方、「ヒミコ」という新種の米が日本の食卓を席巻しつつあった。少女が発した「ヒミコが日本を滅ぼす」という謎の言葉。少女とヒミコの二つの点を結ぶ線が明らかになった時、祐介の眼前に、巨悪の企みが浮かび上がってきた。やがて忍び寄る殺人者の手…。ヒミコに隠された謎とは?殺人者の正体は?祐介は少女を、そして日本を守ることができるのか。

著者等紹介

鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年『邪馬台国はどこですか?』(東京創元社)で作家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YOMIPITO

2
廃棄予定の本棚からサルベージ。 鯨さんは奇想・アイデアの人という印象だが、それでも本書は少女に対する主人公の関わりがいきなり不自然。ベースとなる背景は掘り下げ不足、悪役も力不足。期待してたトリックに相当する部分はパンチ不足。美味しいところなくて、お腹もふくれず。残念。2025/04/27

1
こんなもんかな⁉2017/08/29

タカシ

0
題名からは内容が分からないので青春ものかなと思ったらなかなかのミステリーだった。少女をひきとる所はちょっと強引な設定だったけど女性のみどりと殺し屋のみどりが同一人物なのか、ヒミコの秘密はなど読み応えがあった。穂波がなぜ草花の声が聴こえるかが謎のまま。ラストはハッピー過ぎかな。2013/04/20

おそのさん

0
う~ん。遺伝子操作されたうまいコメだが、精子をダメにする欠陥があった。植物と話せる女の子が…。こりゃちょい駄作だな。いろいろ無理がある2011/06/22

きっこ

0
*謎解きと恋愛がメーンかと思いきや、私たちの生活、未来を真剣に考えさせる問題提起があり…とは思ったものの、なんとなくしっくりこないのは全体の雰囲気が軽いせいなのかな。がっちり掘り下げたら、重いけど読みごたえのある話になっただろうと思うともったいない気がする。2011/02/10

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