出版社内容情報
知ってるようで知らない漢字の世界を全面紹介。
文章の表現・理解力を高めるために不可欠な漢字。知ってるようで知らない漢字の世界に日本人を招待し、その隠れたパワー・奥深さを紹介。
なぜ「訪問」の「問」は「門」ではないのか? 「嘘」はウソで正字があるってどういうこと? 考えれば考えるほど悩ましい漢字の難しさ。
▼しかし、厄介だけに漢字の世界は奥深い。本書が提唱する「漢字ファミリー」や「早繰り索引」は、文字のおもしろさを最大限に引き出し、わたしたちの想像力をかき立ててくれる。
▼漢字の潜在力を駆使して、豊かな文章を綴りたい。頭のトレーニングとしても、親子の絆を深めるコミュニケーション・ツールとしても使える、目から鱗が落ちる新しい漢字発想法。
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[内容例]漢字は表現力を高める宝/意外に知らない漢字の意味/日本人は、なぜ漢語・熟語を使うのか/学者による「字源」のちがい/「元」は形声文字か会意文字か/「大」「立」「並」はワンセット/漢和辞典、この不便なるもの/部首は勝手につくってよい/旧字体と略字・異体字/なぜ、活字の「聞」は「耳」のように突き抜けないのか/子どもの名前と戸籍法
●第1章 知ってるつもりでも……
●第2章 字源は表現・理解の栄養素
●第3章 漢字を「ファミリー」で覚える
●第4章 早繰り索引検索のすすめ
●第5章 文字を使いこなすために
内容説明
なぜ「訪問」の「問」は「門」ではないのか?考えれば考えるほど悩ましい漢字の難しさ。しかし、厄介だけに漢字の世界は奥深い。本書が提唱する「漢字ファミリー」や「早繰り索引」は、文字のおもしろさを最大限に引き出し、わたしたちの想像力をかき立ててくれる。漢字の潜在力を駆使して、豊かな文章を綴りたい。頭のトレーニングとしても、親子の絆を深めるコミュニケーション・ツールとしても使える、目から鱗が落ちる新しい漢字発想法。
目次
第1章 知ってるつもりでも…(ある少女を通して得た体験;漢字は表現力を高める宝 ほか)
第2章 字源は表現・理解の栄養素(許慎の功績と「六書」;漢字はこうしてつくられる ほか)
第3章 漢字を「ファミリー」で覚える(「歩」はなぜ「歩」なのか;「大」「立」「並」はワンセット ほか)
第4章 早繰り索引検索のすすめ(漢和辞典、この不便なるもの;部首索引は使えない ほか)
第5章 文字を使いこなすために(旧字体と略字・異体字;熟語に多い誤用 ほか)
著者等紹介
下村昇[シモムラノボル]
1933年東京生まれ。東京学芸大学卒業。東京都の小学校教員(国語)となり、その間に国立教育研究所研究員、都の教科能力調査委員、全国漢字漢文研究会理事などを歴任。現在、「現代子どもと教育研究所」所長。漢字、カタカナ、ひらがなの口唱法の創案者として有名で、独自の「下村式」理論で数々の辞書や副読本を執筆。シリーズ『下村式唱えておぼえる漢字の本』(偕成社)は、刊行以来400万部を突破している
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