出版社内容情報
もし破産しても人生を立て直すことができる本。
破産しないために何をすべきか? 破産しそうになったらどう収めるか? 破産後の人生をどうするか? 再建策を分かりやすく解説する。
景気の低迷や株式投資による破産、クレジットカードの使いすぎによる個人破産。破産件数は年々増加している。破産したらどうなるのか? 厳しい経営環境の中で日夜経営にあたっている経営者の中には、このような不安がつきまとう方が多くいるだろう。
▼破産は経営者や個人に様々な影響をおよぼす。しかし、財貨を失ったからといってすべてを失うわけではなく、それは人生の破産を意味しない。破産しないためには何をしたらいいのか? 破産しそうになったらどう上手に収めるのか? 破産してしまった後の人生再建をどう考えればいいか?
▼沈滞ムード漂う日本国全体が、元気を取り戻し、少しでも良くなるよう願う著者が、倒産・破産に瀕している人、あるいは再生の道を歩み始めている人が、まちがいのない行動をとり、そのような人たちが勇気と希望をもてるように書いた一冊である。何があってもあきらめてはいけない! 自分を律することである!
●第1部 破産は常に起こりうること
●第2部 破産を防ぐには
●第3部 法律の力を借りて人生の再建(1)民事再生法
●第4部 法律の力を借りて人生の再建(2)個人向け民事再生法・特定調停法・破産と免責
内容説明
やくざ風の取立て屋が来たら?妻と離婚しなければならないのか?住宅ローンが払えないときは?どんな状況でも立ち直る方法を伝授。
目次
第1部 破産は常に起こりうること
第2部 破産を防ぐには
第3部 法律の力を借りて人生の再建1―民事再生法(破産しそう―民事再生法の申立に迷っていたら;破産した―民事再生法申立受理後;周囲の破産、取引先の申立)
第4部 法律の力を借りて人生の再建2―個人向け民事再生法・特定調停法・破産と免責(個人再建手続の民事再生;特定調停法;破産の申立と手続;免責と免責後の生き方)
著者等紹介
伊藤博[イトウヒロシ]
弁護士(東京弁護士会)。1945年茨城県生まれ。1967年明治大学法学部卒業、1970年明治大学大学院法学研究科修士課程(民事法専攻)修了。司法試験合格後、司法修習生を経て、1976年弁護士となり、1979年に独立。2001年日本大学大学院グローバルビジネス研究科(ベンチャービジネスコース)に入学、現在に至る
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