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日常に生かす「茶の湯」の知恵

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569627397
  • NDC分類 791
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日本人が忘れかけている生活の知恵が甦る!

おもてなし、気遣い、見立て、自然観――茶道には、さまざまな知恵が含まれている。その中から日常生活に生かせる知恵を紹介していく。

茶道というと「堅苦しい」というイメージがありますが、本来は暮らしの中から生まれ、「文化」にまで昇華したものです。女性の花嫁修業のための礼儀作法という位置づけがされるようになったのは明治以降のこと。それまでは男性のものでした。武家の茶、町人の茶があり、中央の文化と地方の文化が別々の存在感と価値観を持ち、茶の湯にも影響を与えていました。

▼しかし、日本の近代化は全国を均一化し、地方に根づいていた文化・風習を駆逐してしまいました。それとともに、貧しい生活のなかから生み出された生活の知恵や知識も失われようとしています。それが残っているのが「茶の湯」なのです。おもてなし、気遣い、見立て、自然観――茶の湯には、日本の風土、日本人の気質に根づいた、さまざまな知恵が含まれています。本書はその中から、現代社会をよりよく生きるためのヒントになる知恵を紹介する一冊です。

●第1章 茶の湯のこころ 
●第2章 茶の湯の英知 
●第3章 茶の湯の玄徳 
●第4章 茶の湯と幽玄 
●第5章 憩いの空間 
●第6章 茶の湯の知恵

内容説明

茶道というと「堅苦しい」というイメージがありますが、本来は暮らしの中から生まれ「文化」にまで昇華したものです。おもてなし、気遣い、見立て、自然観―茶の湯には、日本の風土、日本人の気質に根づいた、さまざまな知恵が含まれている。その中から、現代社会をよりよく生きるためのヒントになる知恵を紹介する一冊。

目次

第1章 茶の湯のこころ
第2章 茶の湯の英知
第3章 茶の湯の玄徳
第4章 茶の湯と幽玄
第5章 憩いの空間
第6章 茶の湯の知恵

著者等紹介

福良弘一郎[フクナガコウイチロウ]
1944年、山口県生まれ。日本大学大学院理工学研究科修士課程、上智大学専門カウンセラー養成課程修了。日本生活文化史学会、茶の湯文化学会、日本庭園学会、風俗史学会、日本建築史研究会所属。生活文化史専攻。茶道文化研究所主宰、茶の湯を楽しむ会代表幹事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

0
お茶は総合芸術であり、生活でもある。2014/04/02

RINA

0
読了。2013/01/23

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