指紋は語る―“指紋の神様”と呼ばれた男の事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569627199
  • NDC分類 317.76
  • Cコード C0030

出版社内容情報

“指紋の神様”が明かす指紋のすべてとは。

わずか一センチ四方の指紋から、事件解明・犯人追跡のドラマが始まる――。指紋捜査三十年の“指紋の神様”が明かす指紋のすべて。

内容説明

「1cm2の宇宙」に潜む無限の可能性Only Oneの証拠が明らかにしたものとは。有楽町三億円事件、よど号ハイジャック事件、オウム事件…多くの大事件を手がけた、犯罪現場歴30年の指紋捜査官がすべてを語った。

目次

第1章 指紋とは何か(刑事から指紋捜査官へ;白衣姿だけの不思議な光景 ほか)
第2章 指紋が語りかけるもの(転機―Kホテル事件;不可思議な死体 ほか)
第3章 検出と鑑定をしてみる(指紋係の七つ道具;指紋検出法 ほか)
第4章 指紋がもつ無限の可能性(指紋照合の決め手―特徴点;指紋照合をしてみよう―入門編 ほか)

著者等紹介

塚本宇兵[ツカモトウヘイ]
1936年(昭和11年)、茨城県生まれ。55年、警視庁巡査となり、67年に鑑識課指紋係となって以降、指紋一筋に30年。「3億円事件」「よど号ハイジャック事件」「オウム事件」など手がけた大事件は数知れず。95年にはその功績が認められ、警視庁指定の広域技能指導官、いわゆる捜査の“人間国宝”に認定され、“指紋の神様”と呼ばれるようになる。2001年春、警視庁鑑識研究所長の職を辞するも、引き続き在野にて指紋技術の研鑚と普及につとめる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさっち

17
刑事課から鑑識課指紋係へ配置転換になった著者が手がけた事件や指紋の鑑定方法、技術指導で海外に行ったときの話など。「奥座敷」と揶揄され著者自身もバカにしていた指紋鑑識への意識が変わった話がとても良く、イラスト入りの解説がわかりやすかったです。2019/01/18

さくちゃん

2
指紋の識別法や検出方法などが実際に起こった様々なケースを織り交ぜながらイラスト入りで分かりやすく解説されており、まるで「指紋学」のテキストのようでした。全く知らなかった世界の一端を覗けてとても興味深かったです。2013/06/26

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×4.0…指紋というものの大切さをこの1冊で知ることが出来ます。すごいのは指紋「1つ」をとってみてもさまざまな見るポイント・そして形状があるということ。だから指紋って立派な個人の証明になるものなんですね。事件簿には成功ばかりではなく、失敗例もあるのが著者の指紋に関する情熱を感じさせます。2010/07/19

hamm

0
☆☆☆☆☆

はたすぎ

0
「鑑識の神様」に出てた人。 平塚八兵衛のことが嫌いらしい。

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