京都 四季の彩り

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569626864
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

色とりどりの情景と日本語を楽しむ本。

『PHP』誌に好評連載されていた「京の色」を一冊にまとめ、そこに季節の詩や俳句、名文を添えて新たな世界を作り上げました。

日本人がこよなく愛し、どこかあこがれの地でもある京都。年間を通じてさまざまな風景と彩りを見せるこの土地は、神社仏閣だけでなく、小さな露地や四季それぞれに咲き誇る花も、その魅力の一端を担っている。

▼が、住んでいる人はそうした四季のうつろいを感じられるだろうが、観光ではなかなか難しい。そんなとき、本書を紐解いてほしい。この本は、日本人の原風景ともいえるべき京都を色彩と四季の花々で綴った写真集になっている。

▼朱色があでやかな紅葉、曼珠沙華。桜や桃、青く輝く砂地、川面。そして高貴な紫にけぶる杜若の波。春や秋の赴きや夏と冬の厳しさもすべて凝縮して一冊にまとめた。

▼また、その色や花にちなんだ名句や名歌を添え、見て堪能し、読んで感動するというまさに「書斎からできる京都旅行」となっている。

▼写真は、新鋭・岡田正人氏。京都市内をくまなくまわる岡田氏ならではの彩りあふれる京都を共感できる、美麗な本。

●朱――路の辺の 壱師の花の灼然く 
●桃――春の苑 紅にほふ 桃の花 
●青――わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 
●紫――瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ 
●黄――はてもなく 菜の花つづく 宵月夜 ほか

内容説明

四季おりおり、色さまざま。色彩と名句・名歌で表現する京都へ、行ってみませんか?色彩の妙古都の風景。

目次

朱(路の辺の/壱師の花の/灼然く…)
桃(春の苑/紅にほふ/桃の花…)
青(わたの原/八十島かけて/漕ぎ出でぬと…)
紫(瓶にさす/藤の花ぶさ/みじかければ…;はてもなく/菜の花つづく/宵月夜…)
緑(窓近き/竹の葉すさぶ/風の音に…)
茶(あしびきの/山鳥の尾の/しだり尾の…)
白黒(うぐひすの/鳴けどもいまだ/降る雪に…)
春(見かへれば/うしろを覆ふ…)
夏(月に柄を/さしたらばよき…)
秋(此の道や/行く人なしに…)
冬(下京や/雪つむ上の…)

著者等紹介

岡田正人[オカダマサト]
1972年生まれ。写真家。日本写真映像学校講師。日本写真映像学校卒業。写真家・岡田照雄氏に師事。現在、「自然と人間の共生」をテーマに撮り続ける。新美術協会展奨励賞、国際新鋭作家コンクール最優秀賞など数々の賞を受賞。新美術協会会員。民俗写真家協会会員。国際美術審議会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さぁちぃ(積読本消化中…)

2
京都の写真と一緒に、短歌や俳句を紹介してる写真集。写真は色別に分類されてるし、色別の撮り方も紹介されているのは良かったです。ただ、俳句や短歌に意味、解釈とかも載ってれば良かったかなと思ったし、写真の場所が載ってなかったのが残念です。いいなと思う写真が何枚かあったけど、場所が分からなかったので。2012/03/06

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