出版社内容情報
60戦無敗の闘いぶりから、その人生に見られる武士道の思想、「五輪書」の現代語訳まで、武蔵の魅力をあますところなく解説した一冊。
混迷の時代といわれる現代にあって、人々はみな漠然とした不安をかかえ、人生の指針を見失っているかに見える。そして、こうした背景もあってか、今、宮本武蔵が注目されている。その昔、命がけで道を求めた男。天賦の才能に恵まれながら、心は常に霧の中でもがいていた男。本書は、そんな武蔵の人生を追い、彼の残した『五輪書』を現代語版に読み解き、また彼のバックボーンとなった武士道という思想についてまで述べている。本書の中でも特筆すべきは、巌流島における「武蔵VS小次郎戦」を、武蔵・二天一流の後継者である一川英機氏の解釈のもと、写真を使って丁寧に解説したところにある。読者は、謎に包まれたこの歴史的一戦をいま改めて目の当たりにすることになる。また本書は、武蔵が残したさまざまな書画を紹介しつつ、そこから読み取れる武蔵「勝負における哲学」も解説している。2003年NHK大河ドラマ『武蔵MUSASHI』を10倍楽しむ本。
●第1章 宮本武蔵の人生
●第2章 図説・五輪の書――超訳「五輪書」
●第3章 武士道の極意――武蔵という生き方
内容説明
人生・ビジネスに生かす宮本武蔵「無敗の思想」から巌流島決闘の写真解説、超訳『五輪書』までを完全網羅。
目次
第1章 宮本武蔵の人生(武蔵はどこで生まれたのか;どんな少年だったのか;武蔵と仏教 ほか)
第2章 図説・五輪の書―超訳「五輪書」(地の巻;水の巻;火の巻 ほか)
第3章 武士道の極意―武蔵という生き方(武蔵の風体;加減を知らない武蔵;武蔵の性格と仕官への道 ほか)
著者等紹介
息吹友也[イブキトモヤ]
東洋思想研究家。1963年鹿児島県生まれ。長年にわたり東洋思想、東洋医学、東洋占術等を研究。自らも武道、格闘技の経験があり、宮本武蔵の『五輪書』をバイブルとしてきた。柔道、空手、キックボクシングは本格的に習い、合気道、剣道の体験もある。また、『五輪書』は人生にも応用できるとし、その哲学を実践。作家としてイブキプロの代表、東洋医学治療家として東洋メディケア院長、東洋療法と東洋思想の普及のための日本バイオセラピー協会主宰と、その活動は幅広い(東洋医学名誉博士)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 冷血公爵の攻略方法【タテヨミ】第8話 …
-
- 電子書籍
- AutoCamper 2017年 6月号
-
- 電子書籍
- ドイル傑作集 ボクシング編 新潮文庫
-
- 電子書籍
- 都市輸出―都市ソリューションが拓く未来
-
- 電子書籍
- てんびん座生まれの本 Meikyosh…