出版社内容情報
世界の主な暗号にまつわる秘話を取り込みつつ、暗号の基本知識を高める本。話題の「ゾルゲ」や「ナヴァホ族」などについても取り上げる。
あの天才物理学者ガリレオ・ガリレイも自らの発見を暗号化していた――。人類の歴史を変えた大事件の舞台裏では、いかなる攻防が繰り広げられてきたのか?
▼暗号が解読されたために斬首の運命を甘受せざるをえなかったスコットランドのメアリー女王の悲劇、太平洋戦争で待ち伏せ攻撃を受けて戦死した山本五十六元帥、日本の情報をソ連に流していたことが発覚して絞首刑となったゾルゲと尾崎秀実など、その例は数限りない。
▼いま「情報の世紀」に入り、すべての情報がコンピュータによってデジタル化され、インターネットによって瞬時に世界中を駆け巡る時代となり、「暗号」技術への関心は急速に高まってきている。
▼本書は、暗号の発展の歴史を時間軸に沿って追いつつ、できる限り体系的にまとめ、その時代に生きた多くの人々の逸話を盛り込んだ「暗号」解読入門書の決定版。
▼各章付録の暗号解読トレーニングで、読者はその知識を確認し、頭の体操ができる。
●第1章 秘匿暗号(ステガノグラフィ)
●第2章 転字(転置)暗号
●第3章 単換字暗号
●第4章 多換字(多表式)暗号
●第5章 コード暗号
●第6章 英独の暗号をめぐる攻防
●第7章 暗号機械化への動き
●第8章 アメリカの暗号
●第9章 日本の暗号
●第10章 現代の暗号
内容説明
あの天才ガリレオ・ガリレイも自らの発見を暗号化していた―。人類の歴史を変えた大事件の舞台裏では、いかなる攻防が繰り広げられてきたのか。
目次
第1章 秘匿暗号(ステガノグラフィ)
第2章 転字(転置)暗号
第3章 単換字暗号
第4章 多換字(多表式)暗号
第5章 コード暗号
第6章 英独の暗号をめぐる攻防
第7章 暗号機械化への動き
第8章 アメリカの暗号
第9章 日本の暗号
第10章 現代の暗号
著者等紹介
高川敏雄[タカガワトシオ]
1943年、北海道生まれ。北海道大学法学部を卒業後、(株)神戸製綱所に入社、調査部、エンジニアリング事業部、神綱リサーチ(株)で調査マンとして30余年勤務し退社。現在、ITコンサルタントとして中小企業のバーコードによる商品管理など、実務へのITの応用について研究している
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