出版社内容情報
この一冊で宗教のすべてがみるみるわかる!
知らないばかりにとんでもないトラブルに……。そんな宗教の基本をQ&A形式でわかりやすく解説する、「ひろさちや」流宗教の教科書!
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、儒教、神道……。世界中には多くの宗教があり、さまざまな考えや教え、思想を持っている。とはいえ、だから知らなかったではすまされないのが、それらの宗教の常識や慣習。タブーを知らなかったばかりに、とんでもないトラブルに巻き込まれることもある。
▼本書は、そんな宗教の基本を、Q&A形式と「ひろさちや」流のたとえ話でわかりやすくおもしろく、そして丁寧に解説していく。
▼宗教は人間の自由な考え方を束縛するのに、なぜ無宗教ではいけないのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は兄弟関係にあるが、どこが同じで、どこが違うのか。キリスト教やイスラム教などは、愛を説いているが、なぜ殺し合いまでするのか……。
▼これだけは知っておきたい、これだけ知っていれば大丈夫……。そんな宗教についてあなたが日頃感じているすべての疑問に答える、新しい「宗教の教科書」である。
●はじめに 世界宗教を較べてみると
●第1章 宗教の条件
●第2章 契約宗教の宇宙
●第3章 自覚宗教の宇宙
●第4章 所属宗教の宇宙
●第5章 愛と慈悲、善と悪
●第6章 祈り・修行・悟り
●第7章 宗教の戒と律
●第8章 天国と地獄
●第9章 聖典と聖職者
●第10章 宗教の経済観と労働観
●第11章 性と婚姻
●第12章 死の思想、死後の世界
●終章 宗教的生活の送り方
目次
宗教の条件―宗教は人間にとってどういう意味をもつのか
契約宗教の宇宙―一神教はどんな宇宙を描いているのか
自覚宗教の宇宙―仏教の宇宙はどう広がっているのか
所属宗教の宇宙―民族宗教はどんな世界を描いているのか
愛と慈悲、善と悪―宗教は愛や善をどう説いているのか
祈り・修行・悟り―悟りとはどういう意味をもつのか
宗教の戒と律―信仰上守るべきものとはなにか
天国と地獄―宗教の救いとはなにか
聖典と聖職者―聖典と聖職者はどのように成立したのか
宗教の経済観と労働観―宗教は財産や労働をどうとらえているのか
性と婚姻―宗教は男と女をどうとらえているのか
死の思想、死後の世界―宗教は死をどう考えているのか
宗教的生活の送り方―人はどんな宗教生活を送るのか
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年、大阪市生まれ。1960年、東京大学文学部インド哲学科卒、同大学院博士課程修了。現代インド思想、日本仏教思想史を専攻。気象大学校教授を経て、現在、宗教文化研究所所長。「まんだらの会」会長。仏教思想や仏教哲学を実践的に解き明かす仏教思想家、仏教評論家として活躍中
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