出版社内容情報
広告業界のウラが分かる企業ミステリー。
ある新型車の発売を目前にした広告コンペでの各社の熾烈な争いを描きながら、広告業界の入門書にもなっている企業ミステリー小説。
事件の発端は、社長室に送られてきた1枚のファックスだった。ある新型車の発売を目前にして広告コンペにしのぎを削る広告代理店3社。ある1社のコピーライター、グラフィックデザイナー、マーケッター、CMプランナー、AE、AD……たちが物語を展開していく。プレゼンテーションまでの3カ月、3社の企画競争が進む中で、罠なのか、陰謀なのか、見えない力を感じながら彼らは疾走する。そして彼らを待っていた思いもよらない結末とは……。
▼コピーライターでネーミングの第一人者である著者が、実話を巧みにアレンジしながら、広告を作る人間の苦悩を横軸に、時代と商品開発の流れを縦軸に編んだ新スタイルの業界ミステリー・ノベル。企業ミステリーでありながら、同時に広告の入門書になっている。『宣伝会議』連載中から注目を集め、広告業界人をはじめマスコミや広告を目指す学生からも人気を博していた作品である。
[第1週]オリエンテーション
[第2週]サムネール
[第3週]アクシデント
[第4週]コンセプト
[第5週]ダビング
[第6週]アプローチ
[第7週]リサーチ
[第8週]ディレクション
[第9週]リーク
[第10週]ダミー
[第11週]ディシジョン
[第12週]プレゼンテーション
内容説明
事件の発端は、社長室に送られてきた1枚のファックスだった。ある新型車の広告コンペに、しのぎを削る広告代理店3社。その1社、エース広告のコピーライター、グラフィックデザイナー、マーケッター、CMプランナー、AE、AD…達が物語を展開していく。罠なのか、陰謀なのか、見えない力を感じながら彼らは12週後のプレゼンテーションに向かって疾走する。そして、彼らを待っていた思いもよらない結末とは…。コピーライターである著者が、実話を巧みにアレンジしながら、アドマン達の苦悩を描く、新スタイルの業界ミステリー・ノベル。広告界と小説界への、衝撃のプレゼンテーションだ。
著者等紹介
岩永嘉弘[イワナガヨシヒロ]
早稲田大学第一政治経済学部1961年卒。光文社編集記者を経て、明治製菓宣伝部嘱託となる。1971年フリーのコピーライターとしてロックスカンパニー・岩永事務所設立。コピーライター、クリエイティブ・ディレクターとして幅広く活躍しながら、ネーミングライターとしての地位を築く。ネーミングの代表作に「新宿MY CITY」「からまん棒」「Saita」「ioカード」など。東京コピーライターズクラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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