出版社内容情報
人生も山登りも、歩く速さがちょうどいい。
人生は歩く速さがちょうどいい――そう感じた人は、山登りを始めてみましょう。山をこよなく愛する著者が綴る、らんぼう流登山の入門書。
高度経済成長時代を生きてきた私たちは、経済的な豊かさを手にすることができましたが、失ったものも多くありました。時間的なゆとりもその一つでしょう。競争社会に生きる私たちは、常にスピードを要求されてきました。しかし、急ぐあまり、目に入らなくなった風景もあります。人生は歩く速さがちょうどいい――日常生活で時間に追われ、ストレスがたまっている人は、山歩きに出かけると、きっとそう感じるはずです。歩く速さは仲間と話しながら行ける速度であり、子供と手をつないだり、お年寄りとも一緒に行ける――「人間の速度」だからです。
▼本書は、山と花をこよなく愛する著者が綴る最初で最後(?)の入門書であり、登山を通して自分なりの「スローライフ」を発見するための手引き書でもあります。山登りは私たちの自然観や人間観を深いものにしてくれます。「歩く速度への回帰」をすれば、きっと新たな人生が見えてきますよ。
●第1章 私にも登山はできますか?
●第2章 らんぼう流・山道具選びと山のマナー
●第3章 楽しく疲れない歩き方はありますか?
●第4章 自然に親しむ
●第5章 美しき日本! 四季の山の魅力
●第6章 この山に登ろう――全国大展望の山セレクト
内容説明
人生は歩く速さがちょうどいい―。日常生活で常にスピードを要求されストレスがたまっている人は、山歩きに出かけると、きっとそう感じるはず。今こそ山登りを始めて、「歩く速度への回帰」をしよう。山と花をこよなく愛する著者が綴る、らんぼう流登山の入門書。
目次
第1章 私にも登山はできますか?
第2章 らんぼう流・山道具選びと山のマナー
第3章 楽しく疲れない歩き方はありますか?
第4章 自然に親しむ
第5章 美しき日本!四季の山の魅力
第6章 この山に登ろう―全国大展望の山セレクト20
著者等紹介
みなみらんぼう[ミナミランボウ]
1944年宮城県生まれ。法政大学社会学部卒業。ラジオ台本作家を経て、71年『酔いどれ女の流れ唄』で作詞・作曲家としてデビュー。73年には『ウイスキーの小瓶』で歌手としてもデビュー。76年に「NHKみんなのうた」で発表した『山口さんちのツトム君』は、ミリオンセラーを記録。コンサート活動のほか、テレビのリポーター、映画音楽、CM音楽の作詞・作曲、執筆活動など、多方面にわたって活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。