- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > アニメ系
- > アニメ研究本、マンガ論
出版社内容情報
オトナによる、オトナのための、手塚治虫論!
手塚治虫の作品を深く掘り下げ、そこから手塚氏の考え方や日本人の歴史観、人生観を探る、全く新しい大人が読む手塚治虫論。
2003年は誰もが知っているあのヒーローの誕生年だ。そう、マンガの神様・手塚治虫が産んだ「鉄腕アトム」の生まれた年なのだ。
▼アトムをはじめとして、「リボンの騎士」、「ジャングル大帝」、「ブラック・ジャック」、「火の鳥」など、手塚マンガを見たことがないオトナがいるだろうか。子供の頃、わくわくしながら読んだあのマンガには、実はいろいろな意味が込められていたのだ。
▼手塚治虫はつねに「地球」と「人類」をテーマにマンガを生み出していた。それはマンガを読む人々に「生きることの大切さ」を教えてくれた。作品の一つ一つに手塚治虫の考えや思いが無限につまっているのだ。
▼本書は、手塚マンガを解説しながら、手塚治虫との思い出や手塚氏の考える日本人観や人生などを綴った、まったく新しいオトナのための手塚本。本文に多数の手塚マンガカットが入り、ヴィジュアル的にも楽しめる一冊。
●ふしぎなメルモ 命の不思議、誕生の不思議
●リボンの騎士 両性具有の魅力
●ジャングル大帝 動物たちの思考
●ワンダースリー 地球に共存するもの
●陽だまりの樹 自分に繋がる歴史の重み
●アドルフに告ぐ ナショナリズムの示すところ
●ブラック・ジャック 人間の生死を手の中に
●ファウスト/ネオ・ファウスト 神の手と悪魔の手と
●鉄腕アトム ロボットとの共存
●ブッダ そして人の行き着く先
●火の鳥 人類の果てない夢
内容説明
リボンの騎士、ジャングル大帝、ブラック・ジャック、火の鳥…手塚治虫が伝えたかった愛しき地球への想い。
目次
ふしぎなメルモ―命の不思議、誕生の不思議
リボンの騎士―両性具有の魅力
ジャングル大帝―動物たちの思考
ワンダースリー―地球に共存するもの
陽だまりの樹―自分に繋がる歴史の重み
アドルフに告ぐ―ナショナリズムの示すところ
ブラック・ジャック―人間の生死を手の中に
ファウスト/ネオ・ファウスト―神の手と悪魔の手と
鉄腕アトム―ロボットとの共存
ブッダ―そして人の行き着く先
火の鳥―人類の果てない夢
著者等紹介
長谷川つとむ[ハセガワツトム]
東京生まれ。西独政府給費フンボルト留学試験合格、キール大学にてゲーテ研究の権威エーリヒ・トルンツ教授のもとで『ファウスト』を研究。1969年、日本ゲーテ協会長賞受賞。1984年日本文芸大賞・ノンフィクション賞受賞。1993年、日本独学史学会賞受賞。現在、日本大学教授、国際関係博士、日本独学史学会会長、日本大学剣道部部長、日本ペンクラブ評議員。本名、長谷川勉
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。