出版社内容情報
私でも翻訳者になれる? 第二の人生を模索する読者に対して、元ビジネスマンである著者が、自身の体験を交え、翻訳者への道を伝授。
出版界はいま、「翻訳書」ブーム。毎年数千点の翻訳書が刊行され、ベストセラーも数多い。また、翻訳者になりたいと願う人も年々増えている。
▼著者は、サラリーマンを32歳で退職し、翻訳者に転身、自分の名で訳書が出たのは36歳のとき。本書の第1部「翻訳者への道」では、その過程を紹介する。映画の字幕翻訳者に憧れた中学生がその夢を諦め、サラリーマンになるが、思いを絶ち切れず、9年後に退職。下訳時代を経て、今日翻訳者として活躍するようになった15年間を、自ら手がけた訳書の話を交えて語る。第2部「実践編」では、翻訳者に必要なものを具体的にアドバイスする。
▼たとえば3つの技術――読む、調べる、書くについて、辞書、机などの道具について、翻訳者になる方法と心構えについて、など。「心から愛すべき仕事への思いは、人生の途上で安易に捨てるべきではない。翻訳者になって、私はそれを痛感している」と、熱きメッセージを読者に送る。
[Part1]翻訳者への道――30代後半で見つけた天職
●「言葉」との出会い
●断ち切れぬ思い――サラリーマン時代
●翻訳者としての歩み――下訳時代から今日まで
[Part2]実践編――翻訳者のスキル&アイテム
●翻訳者に必要な「技術」
●翻訳者に必要な「道具」
●翻訳者になるための方法
内容説明
サラリーマンから転身し、天職を手に入れた著者が伝授する翻訳者になるためのハートとスキルとアイテム。
目次
1 翻訳者への道―30代後半で見つけた天職(「言葉」との出会い;断ち切れぬ思い―サラリーマン時代;翻訳者としての歩み―下訳時代から今日まで)
2 実践編―翻訳者のスキル&アイテム(翻訳者に必要な「技術」;翻訳者に必要な「道具」;翻訳者になるための方法)
著者等紹介
金子一雄[カネコカズオ]
1954年生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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