出版社内容情報
経済・社会を活性化する新資源がここにある!
カジノが合法化すれば社会はどう変わるのか? 娯楽としての効用から、経済的効果まで、米国との比較を通して分析。新産業定着の可能性を探る。
娯楽なき「大人の社会」はありえない。ギャンブル後進国日本も、もはや禁止するのではなく、自己責任のもとにそれを認めるべきではないか。
▼20世紀以降に誕生した都市で唯一百万人都市になったラスベガス。何も観光資源のない貧しかった小さな街、チュニカの大成功……。本書では、カジノ合法化がもたらすプラスとマイナスの影響を、アメリカの先例をもとに客観的に分析。日本で懸念されている「青少年への悪影響」「勤労精神の減退」「闇社会への資金流出」などは心配なく、逆に「失業率の低下」「地域振興」「税収の確保」などの経済的・社会的効果の方がはるかに大きいことを指摘する。
▼<主な内容>◎「カジノ」という不思議な空間◎カジノにはどんなタイプがあるか◎パチンコはカジノか◎カジノの経済効果と社会的コスト◎カジノ経営◎娯楽産業(楽しませる産業)の哲学
▼生産と娯楽の両方に価値を見出す「大人の社会」への脱皮を提言した、異色の社会経済論。
●第1章 現代社会とカジノ
●第2章 カジノの発展と新しい潮流
●第3章 カジノの経済効果と社会的コスト
●第4章 カジノ経営
●第5章 カジノが日本にできるとき
●終章 大人の社会は自己責任
内容説明
娯楽なき「大人の社会」はありえない。ギャンブル後進国日本も、もはや禁止するのではなく、自己責任のもとにそれを認めるべきではないか。本書では、カジノ合法化がもたらすプラスとマイナスの影響を、アメリカの先例をもとに分析。「青少年への悪影響」「勤労精神の減退」「闇社会の資金増大」などは心配なく、逆に「失業率の低下」「地域振興」「税収の確保」などの経済的・社会的効果の方がはるかに大きいことを指摘する。日本の娯楽産業のあり方を問う異色の社会経済論。
目次
第1章 現代社会とカジノ
第2章 カジノの発展と新しい潮流
第3章 カジノの経済効果と社会的コスト
第4章 カジノ経営―バランスシートを見る
第5章 カジノが日本にできるとき
終章 大人の社会は自己責任
著者等紹介
谷岡一郎[タニオカイチロウ]
1956年、大阪生まれ。灘高等学校、慶応義塾大学法学部卒業後、南カリフォルニア大学行政管理学修士課程修了(MPA)、同大学社会学部博士課程修了(Ph.D.)。専門は犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論。現在、大阪商業大学教授、学長
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