アダルトチルドレンの教科書―回復のメタメソッド

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アダルトチルドレンの教科書―回復のメタメソッド

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974273
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0011

出版社内容情報

親による虐待、発達障害、宗教2世、PTSD……多重当事者だからこそ書けた、物語形式によるアダルトチルドレンの回復メソッド。当事者研究、オープンダイアローグ的対話実践で、自分なりのメソッドを発見してください。

依存症、精神疾患、貧困、DVなど、さまざまな事情による機能不全家庭で育った人のために書かれた、回復メソッドの教科書。アダルトチルドレン(AC)の困り事は多様で、一般的な処方箋だけでは対応しきれない。多様な出方をするACの事例にあわせて、当事者自身が回復メソッドを発見する必要がある。それがメタメソッドの考え方。当事者研究とオープンダイアローグ的手法により、数多くの対話型自助グループを主宰する著者の経験知が詰まった、物語形式で語る、アダルトチルドレンの回復指南書。アダルトチルドレン関連の文学・マンガ・映画作品についてのコラムも収録。

【「はじめに」より】
「本書はアダルトチルドレン(機能不全の家庭で育った人)のために書かれています。アダルトチルドレンの困り事は多様ですから、本書では処方箋を並べていくことに合わせて、そのような処方箋を当事者の側から新たに発見する場として「対話型自助グループ」を推奨しています。その意味で本書は「メソッド」の本であると同時に、メソッドを開発するための「メタメソッド」の本でもあります。」

【目次より】
1 アダルトチルドレンに関する基本事項
入口として──ダイキの物語/1-1 心理学的観点から/1-2 医療的観点から/1-3 ふたたび心理学的観点から/出口として──ダイキの物語

2 さまざまな回復モデル
入口として──アヤカの物語/2-1 傷ついた子どもの回復/2-2 トラウマケアの観点から/2-3 対話型自助グループのすすめ/出口として──アヤカの物語

3 当事者研究とオープンダイアローグの実践
入り口として──リョウの物語/3-1 前もって理解しておくこと/3-2 自助グループでの当事者研究/3-3 自助グループでのオープンダイアローグ/出口として──リョウの物語

☆COLUMN『くるまの娘』(宇佐見りん著)/『イグアナの娘』(萩尾望都作)/『ブラック・スワン』(ダーレン・アロノフスキー監督)/『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明監督)/『血の轍』(押見修造作)/『人間失格』(太宰治著)/

内容説明

依存症、精神疾患、貧困、DVなど、さまざまな事情による機能不全家庭で育った人のために書かれた、回復メソッドの教科書。アダルトチルドレン(AC)の困り事は多様で、一般的な処方箋だけでは対応しきれない。多様な出方をするACの症例にあわせて、当事者自身が回復メソッドを発見する必要がある。それがメタメソッドの考え方。当事者研究とオープンダイアローグ的手法により、数多くの対話型自助グループを主宰する著者の経験知が詰まった、物語形式で語る、アダルトチルドレンの回復指南書。

目次

1 アダルトチルドレンに関する基本事項(心理学的観点から;医療的観点から;ふたたび心理学的観点から)
2 さまざまな回復モデル(傷ついた子どもの回復;トラウマケアの観点から;対話型自助グループのすすめ)
3 当事者研究とオープンダイアローグの実践(前もって理解しておくこと;自助グループでの当事者研究;自助グループでのオープンダイアローグ)

著者等紹介

横道誠[ヨコミチマコト]
京都府立大学文学部准教授。1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。専門は文学・当事者研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

55
【人間社会に備わった多くのものは、対話を通じて頭の中で構築されたもの】言語や文学の機能について考察する仕事をしている、虐待・発達障害・宗教2世といった多重当事者の著者が、依存症・精神疾患・貧困・DVなど、様々な事情による機能不全家庭で育った人に向けて、アダルトチルドレンの回復メソッドを物語形式で紹介した書。巻末に参考文献。<アダルトチルドレンの困り事は多様ですから、本書では処方箋を並べていくことに合わせて、そのような処方箋を当事者の側から新たに発見する場として「対話型自助グループ」を推奨しています>と。⇒2024/11/20

zel

10
アダルトチルドレンの最新の情報がしれる。特に対話型自助グループをすすめている作品。読みながら、ちょっとつらかったかな。 対話形式の書き振りについては読みやすかったところとそうでなかったところがありました。【library】2024/09/14

unaryoskof

4
『教科書』とタイトルにあるので、アダルトチルドレンについての情報や学説を体系的にまとめた本かと思ったら、物語が対話形式で展開される仕掛けになっていた。読みやすくするすると読める。これまでに読みかじってきた心理学者や精神科医、カウンセラーのお名前もチラホラ出てきて、復習にもなった。2025/02/27

biensur

4
いままで概念を知っている程度だったがこの本ではじめてちゃんとした知識を得られたような気がする。乗り越えるときに正体を知っているほうがいい。 同時に、読んでいて、事実をひとつひとつ再確認するような形になってしまい身体的につらくなった。結局休み休みしながら読み終えたが、結果的に、自分に害があると自覚でき、害があると思ったときに適切に距離をとれたことは、よい経験になったと思う。2024/10/28

マッメ

4
専門的な言葉も多く、サラッとは読みにくい。会話形式なので、話の流れはつかみやすいし、アダルトチルドレンやトラウマについての基礎や応用の知識を学べるので、より深く知りたい人には良いと思う。自助グループでの活動や話し合いの様子が描かれているので、こういった活動の具体的な内容が知れて勉強になった。自助グループの活動を知り、自分でもこういった居場所を作ったり探したりする参考になった。2024/10/08

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