出版社内容情報
相手の詭弁を見破り、論破するテクニック。
相手の論理のすり替えやごまかしをいかにして見破り、そして論破するか。有名人の具体例を挙げながら、論争に勝つ訓練法を伝授する。
ディベートする力は個人や国家が生存していくための必須の武器であり能力である。体力や腕力に自信のない個人、軍事力のない日本のような国にとって、ディベート力は生存の切り札である。
▼本書はそのディベート力をつけるためのノウハウと技術を解説した本である。ディベートの成功事例と失敗事例を取り上げ、そこから得られる貴重な教訓を紹介している。
▼特に具体的事例として先ごろの外務省問題をめぐる政治家の弁論、9.11アメリカ同時多発テロをめぐる知識人の論争、中国の日本大使館亡命事件にみる日中の論争などを取り上げ、ディベートという観点から厳しく分析している。
▼そこからわかることは、日本人がいかにディベートというものに慣れておらず、その作法を知らないかである。特に日本人は詭弁というものに対する免疫がないため、コロッとだまされてしまう。
▼本書は特にその点を強調し、詭弁をいかに見破り、論破するかに力点が置かれている。
●第1章 石原慎太郎に学ぶ最強のディベート術
●第2章 ディベートもどき辻元清美の敗因に学ぶ
●第3章 詭弁ディベーター田中眞紀子の研究
●第4章 総理大臣のクエスチョンタイム・ディベート
●第5章 テロ事件にみる知識人のディベート作法
●第6章 中国人の詭弁ディベート
●第7章 史上空前の東京裁判ディベート
●第8章 こうすれば勝てるディベートのノウハウ
内容説明
本書は、ディベート力を身につけるためのノウハウと技術を書いたものである。そのために、ディベートの成功事例と失敗事例を取り上げて、その中から得られる原理原則や教訓を取り出してみた。
目次
第1章 石原慎太郎に学ぶ最強のディベート術
第2章 ディベートもどき辻元清美の敗因に学ぶ
第3章 詭弁ディベーター田中真紀子の研究
第4章 総理大臣のクエスチョンタイム・ディベート
第5章 テロ事件にみる知識人のディベート作法
第6章 中国人の詭弁ディベート
第7章 史上空前の東京裁判ディベート
第8章 こうすれば勝てるディベートのノウハウ
著者等紹介
北岡俊明[キタオカトシアキ]
昭和18年徳島市生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。シンクタンク主任研究員を経て、現在、経営評論家、経営コンサルタントとして活躍中。(株)サイバーシンクタンク・ドットコム代表取締役、日本ディベート研究協会会長、亜細亜大学講師。専門は、経営・マーケティング戦略、ディベート方法論。方法論としてのディベートの権威。「ディベート大学」主宰
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