PHP新書<br> 仏教の常識がわかる小事典―歴史から教義、宗派まで

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仏教の常識がわかる小事典―歴史から教義、宗派まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 271p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569622880
  • NDC分類 180
  • Cコード C0215

出版社内容情報

仏教十三宗から新宗教まで、どこが違うのか。

日本の仏教は十三宗五十八派といわれるが、あなたの家はどこの宗派か。各宗の歴史から教義、聖典、寺院などを易しく解説した仏教入門。

冠婚葬祭、盆や正月に欠かせない仏教行事。さらに観光地でも寺院巡拝の機会は多い。日本の仏教徒は実に九千五百万人を超えるといわれる。しかし、いざ自分の宗派や教義を尋ねられて、どれだけ答えられるだろう。一口に仏教といっても主に十三宗五十六派に分かれているのだ。日蓮宗、浄土真宗、真言宗、曹洞宗、浄土宗、天台宗、臨在宗……。

▼本書は、釈迦の誕生以来、仏教はいかに日本へ伝来、定着し各宗派が華を咲かせたのか、その歴史、教義、宗祖、寺院、新興教団までを平易に解説した入門書である。

▼著者はこう語る。「我が国で長い間培われてきた仏教を、明治以来の廃仏毀釈政策によって葬式仏教に追いやり食わず嫌いで見捨てているのは、宝の持ち腐れで本当におしい。私たち日本人は、仏教を信仰として受容するか否かは別として、その教えと実態を正しく把握しておく必要があるだろう」

▼この一冊あれば一目瞭然。日本人の常識である仏教の全体像がわかる本。

●序章 日本人にとって仏教とはなにか 
●第1章 仏教という大河の流れ 
●第2章 日本仏教の各宗派 
●第3章 仏教と信仰のあり方

内容説明

本書は、釈迦の誕生以来、仏教はいかに日本へ伝来、定着し各宗派が華を咲かせたのか、その歴史、教義、宗祖、寺院、新興教団までを平易に解説した入門書。これ一冊あれば一目瞭然。

目次

序章 日本人にとって仏教とはなにか
第1章 仏教という大河の流れ(開祖・釈迦とはどんな人か?;仏教の基本的な教えとは?;インドから日本への仏教の流れ ほか)
第2章 日本仏教の各宗派(南都六宗のあらまし;天台宗系のあらまし;真言宗系のあらまし ほか)
第3章 仏教と信仰のあり方(ほんものの宗教と疑似宗教の見分け方;日本仏教宗派の行方)

著者等紹介

松涛弘道[マツナミコウドウ]
昭和8年生まれ。ハーバード大学大学院卒業。マスター・オブ・アーツ。現在、浄土宗近龍寺(栃木市)住職、上野学園大学国際文化学部教授。世界仏教大学(バンコク)理事。全日本仏教会国際委員会委員長。藍綬褒章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

48
2013.01.28(初読、初著者)松濤弘道著。 2013.01.27 (カバー) 冠婚葬祭、盆、正月。 欠かせぬ日本の決まりごと。 仏教行事のアイウエオ。 加えて、刊行、寺社巡礼。 日本の多くは仏教徒。 9500万人超の仏の導かれの徒。 十三宗五十六派。 入門するならこの本、読もう。 (1)釈迦の誕生。 (2)仏教伝来。 (3)その定着。 (4)歴史、教義、宗祖、寺院から新興仏教まで。 2013/01/28

i-miya

38
2013.02.14(つづき)松濤弘道著。 2013.02.13 (ヴァーラーナシーにおける伝道、つづき) 初転法輪。 「四諦八正道」、(1)人生の実相は、「苦」であるという真理。(2)この苦とは、原因があるという真理。(3)苦の原因となっている欲望を減じると、苦も減じることが出来るという真理。 (4)苦を減じるには、八正道と言う実践の道があるという真理。 この五人、弟子となり、悟りを得る。 彼らは出家修行者であるので、比丘と称した。 2013/02/14

i-miya

38
2013.02.10(つづき)松濤弘道著。 2013.02.10 われわれの世界は、生物、無生物ともにすべて、相互依存する生活をしている。 このすべての根底にあるものを、人々は、区別し、自他を細別する。 この差別は、人間の「盲目なる意志」と呼ばれる無明(むみょう)(執着の根源)から生まれる。 このことに執着することにより、一如(全ての生命の同一存在)の世界を、多様な世界である、多元の世界である、と錯覚し、そこから利己的な自我意識を芽生えさせ、人間同士、矛盾、誤解、抗争をうむ。 2013/02/10

i-miya

36
2013.02.03(つづき)松濤弘道著。 2013.02.02 子や仲間に見放され、一人さびしく孤高を保たざるを得ない人がなんと多いことか。 自分のよって立つべき精神的支柱は、あるか? ◎仏教の情報公開により、伝統文化の継承を。 第1章、仏教という大河の流れ。 太陽尊崇-阿弥陀如来、大日如来。 1.開祖、釈迦とは。 どんな人か? ◎釈迦は、歴史的実在の人物。 2013/02/03

i-miya

31
2013.02.07(つづき)松濤弘道著。 2013.02.06 このように、老・病・死をはじめ、人間がどうすることもできない宿業を深く省察した釈迦。 ではいったいどうやって桎梏から脱して、本当の生きる喜びが得られるのだろうか。 模索、もんもんの日々。 ◎出家者となった釈迦。 29歳、地位、名誉、妻子、富の一切を捨てて、一介の求道者として出家、真実の道を求める放浪の旅に出た。 マガタ国、アーラーラ・カラーマ、ウッダカ・カーマプッタの二師の間。 2013/02/07

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