出版社内容情報
問題は一部の「族議員」だけではない! 「構造改革」の必要性を唱え続け、それを阻む勢力を一刀両断にしてきた著者による熱筆評論集。
日本の不景気は一過性のものではない。配管を取り替えねばならぬ寿命のきたマンションのようなもの。しかし自民党は、このまま使おうとしている。そこに小泉首相が登場。改革をやらねば自民党をぶっ潰すと豪語し、改革に反対するものを「抵抗勢力」と断じ、断固闘うと宣言した。本書は、政・官・業の一体化したヤミ権力=抵抗勢力の実態を解明する。
▼日本は議会制民主主義とは名ばかりで官僚が実権を握り、政治家は官僚から利権をもらって族議員と化す官僚内閣制。民主主義は「地域に密着」「財政的にも独立」が前提だが、中央官僚は財源を握って離さない。このままでは日本は衰退、滅亡する。
▼小泉改革が成功しなければ、日本には本物の自由主義も民主主義も確立できない。著者は「私の文筆活動の主要テーマは国民の敵を叩くこと」と言う。族議員、官僚、税金を食い物にし国民を不幸にする亡国の徒を筆刀両断、活力ある日本を確立するために巨悪を暴く、憂国の書。
●第1章 小泉改革の断行で日本再生を!
●第2章 官僚と政治家のエゴが国家を蝕む
●第3章 日本の未来を託せる政治家を国会に送れ
●第4章 主体的外交で国民の生命と財産を守れ
●第5章 日本社会に巣喰う病根を斬る
内容説明
諸悪の根源ここにあり。税金を食い物にし、国民を不幸にする連中を筆刀両断。
目次
第1章 小泉改革の断行で日本再生を!(日本を衰亡させる“構造”から決別せよ;解散・総選挙で抵抗勢力を徹底的に叩け ほか)
第2章 官僚と政治家のエゴが国家を蝕む(「公務員制度改革大綱」では官僚の独走を阻止できない;天下りの温床、無用な法人を廃止せよ ほか)
第3章 日本の未来を託せる政治家を国会に送れ(田中真紀子前外相―大臣の資質に異議あり;単純小選挙区制が政治を救う ほか)
第4章 主体的外交で国民の生命と財産を守れ(9・11テロと日本の防衛対策;拉致された日本人を一刻も早く救出せよ ほか)
第5章 日本社会に巣喰う病根を斬る(校長の権限強化が学校崩壊を救う;賃金体系は欧米型に移行する ほか)