出版社内容情報
「西洋哲学史」の系譜を原典から易しく解説。
ギリシャ哲学から実証哲学、構造主義、言語哲学に至るまでの西洋哲学史を易しく、面白く解説。その思想のエッセンスとなる原典資料付き。
あらゆる学問は、先行する時代の学術成果のもとに成り立っている。ゆえに、哲学を知るとは、哲学の歴史に学ぶことなのである。本書では、古代ギリシア哲学から近代西洋哲学、現在の言語哲学、構造哲学に至る「知」の系譜をわかりやすく紹介。
▼まず、古代は「自然の哲学」から出発する。タレス、デモクリトスなどである。ソクラテス、プラトン以降は「人間の哲学」の始まり。さらに中世は「キリスト教の哲学」、近代以降は「理性の哲学」として、デカルト、パスカル、カント、ヘーゲルなどが登場。一方、「感性の哲学」として括れるのは、スピノザ、ニューム、ルソー。「実証の哲学」は、ベンサム、コントといったところか。19世紀以降は、「存在の哲学」「経験の哲学」として、キルケゴールからマルクス、フロイトを紹介。そして現在は、ヴィトゲンシュタイン、フーコーなどの活躍による「言語・構造の哲学」である。
▼哲人たちの生の「息づかい」が伝わってくる哲学の入門書。
●序章 哲学史とはどういうものか
●第1章 古代――ギリシアの哲学
●第2章 中世――キリスト教の哲学
●第3章 近代――人間の哲学
●第4章 現代――存在の哲学
●第5章 現在――「構造」の哲学
内容説明
あらゆる学問は、先行する時代の学術成果のもとに成り立っている。ゆえに、哲学を知るとは、哲学の歴史に学ぶことなのである。本書では、古代ギリシャ哲学から近代西洋哲学、現在の言語哲学、構造哲学に至る「知」の系譜をわかりやすく紹介。新しい試みとして、哲学の流れを(1)存在論、(2)認識論、(3)人生論という三つの主題で捉えている。さらに、各哲学者たちの思考のエキスである原典(引証資料)をつけ、哲人たちの生の「息づかい」にふれる。広く、深く考えたいあなたのための入門書。
目次
序章 哲学史とはどういうものか
第1章 古代―ギリシアの哲学
第2章 中世―キリスト教の哲学
第3章 近代―人間の哲学
第4章 現代―存在の哲学
第5章 現在―「構造」の哲学
著者等紹介
鷲田小弥太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、現在札幌大学教授。専攻は、哲学、倫理学
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