• ポイントキャンペーン

PHP新書
はじめての哲学史講義

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569621715
  • NDC分類 130
  • Cコード C0210

出版社内容情報

「西洋哲学史」の系譜を原典から易しく解説。

ギリシャ哲学から実証哲学、構造主義、言語哲学に至るまでの西洋哲学史を易しく、面白く解説。その思想のエッセンスとなる原典資料付き。

あらゆる学問は、先行する時代の学術成果のもとに成り立っている。ゆえに、哲学を知るとは、哲学の歴史に学ぶことなのである。本書では、古代ギリシア哲学から近代西洋哲学、現在の言語哲学、構造哲学に至る「知」の系譜をわかりやすく紹介。

▼まず、古代は「自然の哲学」から出発する。タレス、デモクリトスなどである。ソクラテス、プラトン以降は「人間の哲学」の始まり。さらに中世は「キリスト教の哲学」、近代以降は「理性の哲学」として、デカルト、パスカル、カント、ヘーゲルなどが登場。一方、「感性の哲学」として括れるのは、スピノザ、ニューム、ルソー。「実証の哲学」は、ベンサム、コントといったところか。19世紀以降は、「存在の哲学」「経験の哲学」として、キルケゴールからマルクス、フロイトを紹介。そして現在は、ヴィトゲンシュタイン、フーコーなどの活躍による「言語・構造の哲学」である。

▼哲人たちの生の「息づかい」が伝わってくる哲学の入門書。

●序章 哲学史とはどういうものか 
●第1章 古代――ギリシアの哲学 
●第2章 中世――キリスト教の哲学 
●第3章 近代――人間の哲学 
●第4章 現代――存在の哲学 
●第5章 現在――「構造」の哲学 

内容説明

あらゆる学問は、先行する時代の学術成果のもとに成り立っている。ゆえに、哲学を知るとは、哲学の歴史に学ぶことなのである。本書では、古代ギリシャ哲学から近代西洋哲学、現在の言語哲学、構造哲学に至る「知」の系譜をわかりやすく紹介。新しい試みとして、哲学の流れを(1)存在論、(2)認識論、(3)人生論という三つの主題で捉えている。さらに、各哲学者たちの思考のエキスである原典(引証資料)をつけ、哲人たちの生の「息づかい」にふれる。広く、深く考えたいあなたのための入門書。

目次

序章 哲学史とはどういうものか
第1章 古代―ギリシアの哲学
第2章 中世―キリスト教の哲学
第3章 近代―人間の哲学
第4章 現代―存在の哲学
第5章 現在―「構造」の哲学

著者等紹介

鷲田小弥太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、現在札幌大学教授。専攻は、哲学、倫理学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みどるん

6
思考の積み重ねと概要の俯瞰が大事。2014/05/15

3
よくまとまっている。#小並感 巻末の哲学者の死に方一覧がめっちゃ面白かった。2013/10/10

ゆりゆり

3
一度読んで見て、さっぱり意味が分からずあえなく敗退。というわけで、再読してみたがやはり「はじめての哲学史講義」というタイトルに反して私には難しすぎた。また、本書の冒頭で著者が言っているとおり、この本は著者にとっても新しい試みという意味で「はじめての・・・」ということになったらしい。どうしても哲学を理解できるようになりたいので、もっと別の自分に合った本を探して選びたい。2010/09/03

Humbaba

2
新しい哲学者というのは,いきなり急に生まれるわけではない.今までの哲学があり,認めるにしろ反発するにしろ,何らかの影響を受けて新しい考え方が生まれるのである.哲学を知るためには,どのような歴史があるのかを知ることに大きな意味がある.2011/12/28

ゆりゆり

1
著者は一般の哲学に触れてみたいと思う人のためにも割りと易しく執筆したと書いていましたが、実際読んでみると今までまともに哲学に触れたことのない私にとっては、やはり独特の言葉使い、慣れない専門用語のオンパレードで結局字面を追っていただけになってしまいました。2010/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/449222
  • ご注意事項