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出版社内容情報
女性の能力活用が新たなブランドを作り出す。
購買決定権の8割を握る女性のニーズに応えることができるのは、女性の視点である。本書では、女性マーケターの活用法を解説する。
現在、商品の購買決定権を握っているのは圧倒的に女性であると言われている。化粧品や衣類、食料品はもちろん、車などの大型商品ですらいまや女性が選んでいるのである。しかし現状では、それら商品を開発するマーケターの大半が男性で占められている。これでは、真に女性の心に響く商品の開発などできるわけがない。
▼本書は、ブランド戦略論の専門家である著者が、身近に起きているさまざまな出来事や、最近のヒット商品の成功要因を分析した上で、女性マーケターの必要性を説く。そして、その女性マーケターが顧客の中に入り込み、その本音を引き出し、ともに商品開発を進めるという全く新しい「コンシューマー・イン型」のブランド戦略論を展開する。また、いまだ男性中心主義のはびこる中、予想される女性マーケターに対する風当たりなどにどう対処し、女性マーケターと男性マーケターの共存できる組織を作り上げるための具体的手法なども紹介する。
●序章 ブランド選択の8割は女性消費者が行っている
●第1章 現状のマーケター組織の戦略課題
●第2章 女性マーケターなら切り開ける
●第3章 新パラダイム「CONSUMER-IN」型のマーケター組織
●第4章 「CONSUMER-IN」型ブランド戦略の進め方
●第5章 女性マーケターのHOT戦略――「ワクワクする」
●第6章 女性マーケターCOOL戦略――「きちんとする」
●第7章 女性マーケターを活かす社内制度
●第8章 企業の未来アンビションを実現する組織を作る
内容説明
購買決定権の8割を女性が握っている以上、売れる商品開発も、ブランド育成も女性が参加して行わなければ効果は期待できない。ということは分かっていても、なかなかアクションを起こせないもの。男性の抵抗があるかもしれない。実際、どうしたらいいものなのか…そんな会社がうまくいくようになる本。
目次
序章 ブランド選択の8割は女性消費者で行っている
第1章 現状のマーケター組織の戦略課題
第2章 女性マーケターなら切り開ける
第3章 新パラダイム「CONSUMER‐IN」型のマーケター組織
第4章 「CONSUMER‐IN」型ブランド戦略の進め方
第5章 女性マーケターのHOT戦略―「ワクワクする」
第6章 女性マーケターのCOOL戦略―「きちんとする」
第7章 女性マーケターを活かす社内制度
第8章 企業の未来アンビションを実現する組織を作る
著者等紹介
市橋和彦[イチハシカズヒコ]
1946年大阪市生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、米国ミシガン州立大学経営管理大学院修士課程修了(MBA)。ジョンソン、P&Gでブランド・マネジャーを歴任。P&G米国本社勤務の後、LVMH傘下日本ロック副社長、ヘレン・カーチス・ジャパン専務取締役として20余年にわたり消費者向け製品のブランド・マーケティングに従事する。現在はブランド構築に関わるビジネス・コンサルティング業務を行う経略ストラテジスト会社・(株)ブリッジマン代表取締役社長。執筆活動と共に、ブランド戦略とブランド・マネジメントに関する講演・セミナーを定期的に実施する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。