出版社内容情報
明治、大正、昭和という激動の時代を生き抜いた文学者が、満蒙旅行を経験することでいかなる中国とのかかわりが生まれたのか。数多くの文化人が訪れ、表象された「満蒙」と向きあい、歌人として、評論家として自らの言葉を発信しつづけた与謝野晶子と日中戦争をめぐる時代像を描きだす。
目次
第1部 表象された満蒙(満蒙という物語と与謝野晶子;想像力の投影先としての満蒙;晶子の風景、杢太郎の眼鏡)
第2部 記録された「事実」(将軍夫人との劇的な出会い;張作霖爆殺事件の後;晶子が見たもの、見えなかったもの ほか)
第3部 行き違いの響きあい(海を越えた詩心―「小詩」誕生のきっかけ;貞操論と文化誤読;女性評論の翻訳と紹介 ほか)
著者等紹介
張競[チョウキョウ]
1953年上海生まれ。1991年同博士課程修了。東北芸術工科大学助教授、國學院大學助教授、明治大学法学部教授、ハーバード大学客員研究員、明治大学国際日本学部教授を歴任。博士(学術)。主要著作:『恋の中国文明史』(筑摩書房、1992年/ちくま学芸文庫、1997年。読売文学賞)、『近代中国と「恋愛」の発見―西洋の衝撃と日中文学交流』岩波書店、1995年。サントリー学芸賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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