出版社内容情報
弱みを強みに変えてきた町長の半生と哲学!
環境と調和する企業誘致、京野菜のブランド化――小児麻痺で不自由な足を強みとし、弱みだらけの田舎町を発展させた著者の半生と哲学。
「ボン、お前の名刺はその足や。それで売り込みや」。小児麻痺で足が不自由な著者は、さまざまな困難に遭いながらも、ある人から言われたこの言葉を契機にこう考える。「弱点があるから私は目立つ。それを隠すことも、恥じることもない。自分はこういう自分なのだ」。不動産・金融業で商売の真髄を学んだ著者は、その後、京都府八木町の町長となり、商売で学んだ経営手法を行政に取り入れ、企業誘致、赤字公立病院の再建、京野菜のブランド化などに成功する。何の取り柄もない弱みだらけの田舎町を発展させたのである。
▼本書は「この足が私の名刺」と言い切る著者が、弱みを強みに変えながら生きてきた半生を振り返ったものである。波瀾万丈の半生を歩んできた著者の体験が赤裸々に語られており、その発想と行動哲学は人生論として痛快である。また、行政にかかわる裏話なども面白く、町づくりのヒントにもなる書である。
●第1章 行政に問われること
●第2章 俺は何をしたいのか
●第3章 人にやさしい 環境にやさしい町
●第4章 人生大学
●第5章 組織と人生の明日に
●第6章 故郷の旅 ディスカバー八木
●第7章 私の遊びと信条
●第8章 21世紀を考える
●第9章 家族と故郷そして日本
内容説明
弱みは考え方ひとつで武器になる!環境と調和する企業誘致、赤字公立病院の黒字化、「京野菜」のブランド化―不自由な足を強みにたくましく生き、何の強みもない田舎町を発展させてきた著者の半生と行動哲学。
目次
第1章 行政に問われること
第2章 俺は何をしたいのか
第3章 人にやさしい環境にやさしい町
第4章 人生大学
第5章 組織と人生の明日に
第6章 故郷の旅ディスカバー八木
第7章 私の遊びと信条
第8章 二十一世紀を考える
第9章 家族と故郷そして日本
著者等紹介
中川泰宏[ナカガワヤスヒロ]
昭和26年、京都府船井郡八木町に生まれる。京都府立園部高等学校卒業後、八木町議会議員を経て、平成4年から八木町長(三期日)。現在、JA京都府四連共通会長、全国共済農業協同組合連合会副会長を兼ねる
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