目からウロコの民族・宗教紛争―なぜ“報復”は繰り返されるのか?

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目からウロコの民族・宗教紛争―なぜ“報復”は繰り返されるのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 245,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569621098
  • NDC分類 319
  • Cコード C0031

出版社内容情報

複雑な民族・宗教問題をかみくだいて解説。

国際情勢に多大な影響を及ぼす民族・宗教をめぐる紛争。複雑でわかりにくい問題を歴史的な背景や今後の展望にふれながら解説する。

自分たちとは関係のない遠い国や地域の出来事だと思っていた民族や宗教をめぐる紛争が、アメリカの同時多発テロ事件以来、一気に切実で身近な問題となって迫ってきた。たとえ、その紛争が一国家内の諸民族・諸部族のいさかいや異なる宗派間の小競り合いにすぎないとしても、現代の世界情勢はその影響をストレートにこうむる仕組みになっているのである。その意味からいえば、わたしたちはもはや民族・宗教紛争を他人事として傍観しているわけにはいかない。現状を正確に把握しておくことが今後ますます求められるだろう。

▼本書は、今世界中で起こっている民族や宗教をめぐる紛争を地域ごとにまとめたものである。たんに現状の分析にとどまることなく、きっかけとなった歴史的事情や社会的背景にも可能な限り紙面を割いている。「なぜ対立するのか」という素朴な疑問がすっきりと解消されるはずである。新聞やニュースを見るときの一助としていただきたい。

[1]中東編 
●パレスティナ問題 
●レバノン内戦 
●クルド人問題 
●アルジェリア宗教紛争 ほか 
[2]ヨーロッパ編 
●クリミア問題 
●ボスニア内戦 
●コソヴォ紛争 
●北アイルランド紛争 ほか 
[3]南北アメリカ編 
●ケベック独立問題 
●メキシコ先住民蜂起 
●黒人問題 
●ヒスパニック問題 ほか 
[4]アフリカ編 
●西サハラ独立戦争 
●ジブチ反政府運動 
●ソマリア内戦 
●エリトリア独立戦争 ほか 
[5]アジア・太平洋編 
●アフガニスタン紛争 
●インド宗教紛争 
●パンジャーブ問題 
●スリランカ反政府闘争 ほか

内容説明

パレスティナ、アフガニスタン、コソヴォ、チェチェン、東ティモール…、世界を揺るがす57の地域紛争。

目次

1 中東編
2 ヨーロッパ編
3 南北アメリカ編
4 アフリカ編
5 アジア・太平洋編

著者等紹介

島崎晋[シマザキススム]
1963年、東京に生まれる。教大学文学部卒。旅行代理店勤務をへて出版社で歴史雑誌の編集に携わる。現在はフリーライターとして主に歴史関係の書籍・雑誌で活躍中。日本イスラム協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lico

0
世界中のいろいろな紛争の存在を知ることはできるが、ひとつひとつについては記述が数ページしかないため、予備知識がないと理解し難いと感じた。2014/10/10

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