出版社内容情報
犯罪や暴力から自分の身をまもるための本。
「安全な国」とは言えなくなった日本。犯罪や暴力から自分の身をまもる「セルフディフェンス」の考え方を紹介する。イラスト多数。
つい最近まで、多くの日本人は日本が世界のなかでもっとも安全な国であると信じてきました。しかし、最近では誰もが少しずつ「安全神話」に疑問をもち、不安を感じるようになっています。新聞やニュースで毎日のように報道される凶悪犯罪を見ていると、そうした不安を抱くのは当然です。近ごろ増えているのは、動機がよくわからない犯罪です。たまたまその場にいただけであったり、メールで知りあいはじめて会った人間による犯罪であったり、つまり誰もが犯罪に巻き込まれる危険をともなっているのが今の日本なのです。
▼本書で紹介する「セルフディフェンス」という考え方は、事件や犯罪から自分を守るための「哲学」です。危険をあらかじめ察知し、犯罪者の魔の手にかからないための考え方やテクニックをできるだけ具体的に解説しました。通り魔、ストーカー、家庭内暴力などから自分の身を守る最低限の心がまえが習得できるはずです。
[1]セルフディフェンスって何?
[2]シチュエーション別セルフディフェンスの実際
[3]さらにセルフディフェンス
内容説明
通り魔、ストーカー、家庭内暴力。犠牲者にならないために。
目次
1 セルフディフェンスって何?(「セルフディフェンス」が必要なわけ;「気づくこと」と「避けること」―セルフディフェンスの基本;もしものときのパニックを避けるイメージトレーニング ほか)
2 シチュエーション別セルフディフェンスの実際(町中を歩いているときのセルフディフェンス;家庭におけるセルフディフェンス;職場におけるセルフディフェンス ほか)
3 さらにセルフディフェンス(ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力、DV)
ストーカー
防犯グッズは有効か? ほか)
著者等紹介
マックギール,ジェームズ[マックギール,ジェームズ][McGill,James]
1956年、アメリカ、オクラホマ州生まれ。1978年イェール大学卒(人類学)、1983年コロンビア大学大学院修了(経営学)、2000年神戸市外国語大学国際関係部門博士課程修了(経済学)。ニューヨークでケミカルバンク、ペプシコ社に勤務した後、1987年に来日。現在は関西外国語大学で経営学を教えている
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