出版社内容情報
余計な税金でソンをしないためのテクニック。
ムダな税金を払って損をしないためにはどうしたらよいか。サラリーマンの所得税を中心に、節税のテクニックをわかりやすく解説。
先の見えない泥沼に落ち込んだ日本経済。そして月ごとに増え続ける失業者。こんな時こそ、まず自分の足元を見直してみたい。自分が納めさせられている税金を改めて見てみると、意外に余分な額を払っていることが多いものだ。1000円でも2000円でも、テクニック次第で確実に安くなる道があるものなのだ。
▼たとえば扶養控除を取り上げてみる。それが8種類もあることをご存知だっただろうか。もっとも少ない控除額で38万円、もっとも多い控除額でなんと98万円である。適用を間違えて少ない控除額で所得税を払っていたとしたら、あなたは税金で大損をしていたことになる。
▼本書はそうした個人の税金(所得税、相続税、贈与税)に関わりのあるすべての人のために書かれた本である。節税(脱税ではない!)のためのテクニックを図表などを駆使して懇切丁寧に説明してある。節約ばやりのこの時代、すべての人にとって待望の本といってよいだろう。
[Part1]無駄な所得税を払うな
●あなたの収入は何所得か
●老いてもまたまた税金
●所得から差し引く15の控除
●不動産をめぐる税金対策
●株式や貯蓄をめぐる税金いろいろ
●確定申告・その前に知っておくこと
●ほんとうに税金を返してもらえるのか
●あなたの確定申告の手続き
[Part2]一度はぶつかる相続税
●相続とは、相続税とは
●相続税計算をする前に
●順序よく相続税の計算をするために
●申告から納税までの道しるべ
[Part3]もらって損する贈与税
●贈与税の税率は一番高い
●あなたの贈与税はいくらになるか
内容説明
知らずに損をしていませんか。扶養控除だけでも8種類ある。株式をめぐる新しい動き。相続税・贈与税のカンどころ。
目次
1 無駄な所得税を払うな(あなたの収入は何所得か;老いてもまたまた税金;所得から差し引く15の控除;不動産をめぐる税金対策は;株式や貯蓄をめぐる税金いろいろ;確定申告・その前に知っておくこと;ほんとうに税金を返してもらえるのか;あなたの確定申告の手続き)
2 一度はぶつかる相続税(相続とは、相続税とは;相続税計算をする前に;順序よく相続税の計算をするために;申告から納税までの道しるべ)
3 もらって損する贈与税(贈与税の税率は一番高い;あなたの贈与税はいくらになるか)
著者等紹介
北条恒一[ホウジョウコウイチ]
昭和15年、小樽高商(現・小樽商大)卒業。現在、公認会計士、商学博士。日本ペンクラブ会員・日本会計研究学会会員・租税法学会会員。元・拓殖大学(大学院)教授
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