出版社内容情報
場面ごとの親の言葉がけやしつけ術を解説。
子どものしつけは、その時その時、一瞬一瞬に、親がどんな言葉がけをするか、対応をするかで決まると著者はいう。しつけの基本を語る。
「子どもが同じクラスの子をバカにした」「イジワルが原因で幼稚園に行きたくないと言い出した」「髪の薄い人をみて、子どもがハゲといってしまった」……。そんなときあなたは、子どもになんと言いますか? 気分次第で怒ってみたり、なんと言っていいか分からず考えこんでみたり、なかなか難しいものです。
▼子育ては、その瞬間瞬間が勝負。待ったはありません。しかし、その瞬間に出る言葉や対応は、とっさのこともあり、親の人間性がそのまま出てしまうもの。しかも、子どもにとってその瞬間の言葉は、とても大切な言葉であり、終生子どものなかに生き続け、その子の人生を左右するのです。いったい親はどうすればよいのでしょうか。
▼本書は、現在第一線で活躍中の教育カウンセラーが、具体的なケースを事例としてあげながら、どのように対応すればよいかについて、単にそのノウハウだけでなく、親として普段から心がけなければいけない点を解説した一冊です。
●第1章 その瞬間のための心がけ
●第2章 今、その瞬間の対応術
●第3章 その瞬間のための子育てQ&A
●第4章 その瞬間を支える“カウンセリング語録”
内容説明
あなたの接し方、間違ってはいませんか?第一線で活躍中の教育カウンセラーが、豊富な事例をもとに子育ての秘訣をズバリ、アドバイス。その瞬間こそが、子育てのタイミング。
目次
第1章 その瞬間のための心がけ―日常に生かすカウンセリング・マインド
第2章 今、その瞬間の対応術―困ったときに役立つ60のケーススタディ(親がドキドキハラハラする瞬間;親だからこそ、つらい瞬間;子どもの思いに気づく瞬間;親心が募る瞬間;家族・親戚関係に揺れる瞬間)
第3章 その瞬間のための子育てQ&A―“悩み”から解き放たれるために
第4章 その瞬間を支える“カウンセリング語録”―気づくことから何かが変わる
著者等紹介
富田富士也[トミタフジヤ]
1954年、静岡県御前崎町出身。教育カウンセラーとして青少年への相談活動を通じ、コミュニケーション不全に悩み、「引きこもり」続ける子どもや成人、そしてその親や家族の存在に光をあてる。現在は、幼児教育も含め、相談のためのカウンセリングから生活・日常に生かすコミュニケーションワークの普及に努めている。また「引きこもり世代」の親や保育者を支える活動を模索している。子ども家庭教育フォーラム代表/千葉明徳短期大学幼児教育科客員教授/千葉大学教育学部非常勤講師/日本精神衛生学会理事/日本学校メンタルヘルス学会運営委員/全国青少年教化協議会評議員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。