出版社内容情報
熱き経験が物語る血肉のジャーナリズム論。
事実無根の誤報から政治を変えたスクープまで。新聞・雑誌・TV……全ての現場に立った著者の熱き経験が語る、血肉のジャーナリズム論。
事件記者「落第」の新人時代、“夜討ち朝駆け”の特ダネ合戦、イラン・イラク戦争下の恐怖取材、「田中角栄村同棲報告」「“浜幸”外国脱出追撃密着取材」など政治の内実を暴いたスクープ、「雪崩報道を止めた“イエスの方舟”事件」、痛恨の誤報……山あり谷ありの記者生活を経て最後に見つけた自らの肩書。それが“ニュースの職人”。
▼会社ジャーナリズムの論理ではなく、自分の直感で何が「真実」かを判断する。ニュースを最高の形で提供する。情報の真贋を見極めるノウハウを伝える。報道のプロに必要なのは、こうした職人的作業と真実を追求する姿勢である。
▼著者は「桶川女子大生ストーカー殺人事件」など、一連のジャーナリスト活動が認められ本年度「日本記者クラブ賞」を受賞した。
▼新聞、雑誌、テレビ、インターネットと様々なメディアでニュースを発信してきた著者の熱き体験談を通して知る、“ニュースの職人”像。
▼中坊公平氏も推薦する一冊。
●第1章 事件記者「落第」
●第2章 特ダネ合戦の日々
●第3章 「密着さん」と呼ばれたアウトサイダー
●第4章 一本の情報提供から“政治の内実”を暴く
●第5章 イライラ戦争――戦場への“ご招待”
●第6章 誤報にどう対処するか――「エイズのジャパゆきさんは2人いた!」
●第8章 実験と検証・映像ジャーナリズムの挑戦
●第9章 キャスター、ジャーナリストから“ニュースの職人”へ
内容説明
事件記者「落第」の新人時代、“夜討ち朝駆け”の特ダネ合戦、イラン・イラク戦争下の恐怖の取材、政治の内実を暴いたスクープ、痛恨の誤報…山あり谷ありの記者時代を経て最後に見つけた自らの肩書。それが、“ニュースの職人”。会社ジャーナリズムの論理ではなく、自分の直感で何が「真実」かを判断する。ニュースを最高の形で提供する。情報の真贋を見極めるノウハウを伝える。報道のプロに必要なのは、こうした職人的作業と「社会正義」を追求する姿勢である。汗と涙の体験談で知る、“ニュースの職人”像。
目次
第1章 事件記者「落第」
第2章 特ダネ合戦の日々
第3章 「密着さん」と呼ばれたアウトサイダー
第4章 一本の情報提供から“政治の内実”を暴く
第5章 雪崩報道を止めた「“イエスの方舟”事件」スクープ
第6章 イライラ戦争―戦場への“ご招待”
第7章 誤報にどう対処するか―「エイズのジャパゆきさんは2人いた!」
第8章 実験と検証・映像ジャーナリズムの挑戦
第9章 キャスター、ジャーナリストから“ニュースの職人”へ
著者等紹介
鳥越俊太郎[トリゴエシュンタロウ]
1940年福岡県生まれ。京都大学文学部卒業。毎日新聞大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、『サンデー毎日』編集長を経て、同社を退職後、1989年より『ザ・スクープ』、2000年より『スクープ21』、2001年10月より再び『ザ・スクープ』(テレビ朝日系列)のキャスターとして活躍。1999年に起きた「桶川ストーカー殺人事件」など、一連のジャーナリスト活動が認められ、2001年4月「日本記者クラブ賞」を受賞した。「ほぼ日刊イトイ新聞」にニュースコラムを連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
うりぼう
D.Okada
ブラタン
Mm;-)*
-
- 和書
- 千里眼の復讐 角川文庫