出版社内容情報
波瀾万丈の半生から生まれた酵素誕生秘話!
健康ブームゆえか、酵素の健康食品が注目されている。本書は年間140億円もの売上げをあげる「万田酵素」の開発者の物語である。
不況の嵐が吹き荒れるなか、リストラや倒産が増えている。こうした時代だからこそ、事業を興して一国一城の主を夢見る人も増えていくだろう。しかし、事業家として企業経営を軌道に乗せるのは並大抵のことではない。本書は、借金苦や創業仲間の退社などの苦労を乗り越え、三百人もの社員を抱えるまでに成長させたある企業経営者の物語である。
▼著者である松浦新吾郎氏は、『万田酵素』という酵素商品を23年間かけて研究開発し、18年間の販売実績をもつ。事業成功の秘訣は、「熱意があって好きになれること」「馬鹿になれること」だという。馬鹿というのは、恐いもの知らず、やってみようと思ったら邁進すること。人並みに頭が良かったら、できない理由を見つけ出し、諦めてしまう。成功のコツは、自身の熱意から培われるどんな苦労にも耐えられる精神力と集中力にある――事業家をめざす多くの人たちに送る先輩経営者からのメッセージである。
●第1章 生かされている
●第2章 夜明け前が一番暗い
●第3章 石の上にも三年
●第4章 生命を甦らせる
●第5章 妊婦さんから高齢者まで
内容説明
“熱意”さえあれば事業は必ず成功する!23年間の研究開発により世界に類を見ない商品を開発、今日まで18年間の着実な販売実績を達成。万田発酵社長の物語。
目次
第1章 生かされている(家庭で育まれた厚い信仰心;父の教え ほか)
第2章 夜明け前が一番暗い(理解されなかった忠告;実験室に閉じこもりの日々 ほか)
第3章 石の上にも三年(家族で行なった瓶詰め;新幹線の車内で販売 ほか)
第4章 生命を甦らせる(「万田酵素」はガンに効く?;手術後の患者に対する効果 ほか)
第5章 妊婦さんから高齢者まで(水畜産でも効果を発揮する「万田酵素」;酵素農業は“農業の産業革命” ほか)
著者等紹介
松浦新吾郎[マツウラシンゴロウ]
1943年、広島県因島生まれ。理学博士。東京農業大学で育種学、発酵学を学び、酵素研究に23年間専念する。1983年、健康食品として「万田酵素」の開発に成功。販売を開始する。現在、万田発酵株式会社、万田株式会社代表取締役。同社は医療界のみならず、農業、水畜産業の第一次産業からも注目される活動を展開している
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