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八ケ岳あかげら日誌

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569616810
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

60歳を過ぎて、また大きな借金を抱えてしまった!

「八ヶ岳に来た。アカゲラを見た。山小屋を建てた」――安らぎとは無縁の世界で生きてきた作家が、やっと手にした別荘暮らしの日々。

約二十年前、『塀の中の懲りない面々』で鮮烈なデビューを飾った著者も還暦を過ぎた。本書は、作家になってからもついぞ平和や余裕とは無縁な生活を送ってきた著者が、借金返済に四苦八苦しながら八ヶ岳に山小屋を建てるまでと、その後の日々を綴った記録である。雑誌の取材で貸別荘に泊まった翌早朝、著者は一羽のあかげら(きつつきの一種)に出会う。いっぺんにこの鳥の、そして大自然のとりこになった著者は、何をおいてもこの自然の中に小屋を創ることを決意。やがて夢のスクラップブックは、夫婦二人が描く別荘プランで埋まっていく。そしていよいよ山小屋が完成。連載16本を抱え、秒刻みの仕事スケジュールに圧倒されながらも、合間を見ては八ヶ岳へ車を飛ばす。それは闇雲に、ゴールも分からず走り続けてきた作家の、ようやく見つけた「癒しの地」だったのである。夫婦で田舎暮らし、別荘暮らしに憧れるすべての人々に贈る、汗と感動と笑いの記録。

●第1章 あかげらとの出会い 
●第2章 男にはやすらぎの場が必要なのだ 
●第3章 遂に小さな山小屋が出来た!! 
●第4章 睡る、喰べる、くつろぐ 

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさー

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世の中の裏も表も知り尽くす環境で生活を送っていた安部譲二さんが、60歳を過ぎたタイミングで八ケ岳に山小屋を作り、奥様と平穏に日々を暮らす様子を綴った1冊。「凪」の空気感が心地よいです。2022/12/08

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