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太平洋戦争 日本海軍戦場の教訓

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569615875
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

近現代史理解の際の最大の核心である太平洋戦争を、戦史研究の立場から徹底的に検証した、今後の近現代史解釈の支点となる一冊。

太平洋戦争で連合艦隊は410隻が沈み、2600機が墜ち、40万9000人が死んだ。今年は真珠湾攻撃から60年目にあたる。日本人は「還らぬ人々」の愛国心と犠牲心を記憶して、己れの戒めとしているだろうか。「歴史に学ぶ」という言葉があるが、本書は日本海軍の戦いの足跡をたどりながら、日本人の意識構造の欠点を明らかにし、同じような過ちを繰り返さないための教訓を伝えてくれる。

▼目次は、第1章 真珠湾攻撃、第2章 緒戦の進撃、第3章 珊瑚海海戦、第4章 ミッドウェー海戦、第5章 ソロモンの戦い、第6章 後退する防衛戦、第7章 米機動隊の来襲、第8章 マリアナ沖海戦、第9章 比島沖海戦、第10章 「大和」特攻。

▼当代一流の戦史家三人の読みごたえある鼎談。「本書は、伊藤(正徳)さんにならって、60年後に、畏友秦郁彦、横山恵一の両氏とわたくしの三人で、ひそかに出した『連合艦隊の葬式』である」と著者の一人である半藤一利氏は書いている。

●第1章 真珠湾攻撃 
●第2章 緒戦の進撃 
●第3章 珊瑚海海戦 
●第4章 ミッドウェー海戦 
●第5章 ソロモンの戦い 
●第6章 後退する防衛戦 
●第7章 米機動隊の来襲 
●第8章 マリアナ沖海戦 
●第9章 比島沖海戦 
●第10章 「大和」特攻 
●エピローグ 戦史から学ぶ

内容説明

真珠湾攻撃から「大和」特攻まで連合艦隊の戦いには日本人の意識構造が凝縮されている!今こそ学ぶべき教訓とは…。

目次

第1章 真珠湾攻撃
第2章 緒戦の進撃
第3章 珊瑚海海戦
第4章 ミッドウェー海戦
第5章 ソロモンの戦い
第6章 後退する防衛線
第7章 米機動部隊の来襲
第8章 マリアナ沖海戦
第9章 比島沖海戦
第10章 「大和」特攻
エピローグ 戦史から学ぶ

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年(昭和5年)、東京生まれ。1953年、東京大学文学部卒業。同年、文藝春秋入社。以来、『週刊文春』『文藝春秋』各編集長、出版局長、専務取締役等を歴任。1993年、『漱石先生ぞな、もし』で第十二回新田次郎文学賞を受賞。1998年刊の『ノモンハンの夏』(文藝春秋)では、第七回山本七平賞を受賞した

秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932年(昭和7年)、山口県生まれ。1956年、東京大学法学部卒業。ハーバード、コロンビア大学留学を経て、防衛研修所教官、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓植大学、千葉大学各教授を経て、現在は日本大学法学部教授。法博。1993年菊池寛賞受賞

横山恵一[ヨコヤマケイイチ]
1932年(昭和7年)、東京生まれ。1957年、東京教育大学文学部卒業。翌年、中央公論社入社。『歴史と人物』『婦人公論』等の編集長を歴任。1996年、同社取締役を退任、同年より2000年まで(株)光栄(現・コーエー)常務監査役。木山玄の筆名で、雑誌『歴史と旅』(秋田書店)、『ゼロ戦20番勝負』(PHP文庫)などに寄稿
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。